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アグラオネマの育て方
映画「レオン」で主人公が育てていた植物です
アグラオネマ
アグラオネマは緑と白が交互に入り交じった姿が人気の観葉植物。公共施設などで一度は目にしたことがあるかもしれません。
植物名:アグラオネマ
学名:Aglaonema
和名:リョクチク
科目:サトイモ科
属名:リョクチク属
原産地:インド~東南アジア、中国南部
特徴
アグラオネマは、インドから東南アジア、中国南部が原産のサトイモ科の観葉植物です。耐陰性が強くて緑と白が入り混じる葉模様が非常に美しく、人気の観葉植物です。約21種ほど知られていますが、多く流通しているのはスッキリした印象のシルバークイーンでしょうか。近年ではタイで品種改良されたピンク系の品種に人気が集まっています。
環境
水やり
基本的に湿った環境を好みます。春から秋の成長期には、土の中の水が乾ききる前に水やりをするようにしましょう。冷房暖房の風が直接あたるのはNGです。乾燥状態になり枯れてきてしまいます。水やりに加えて1日1回葉水をしてあげて潤った環境に整えましょう。
冬場は生長が鈍化するので水やりの頻度を減らします。
肥料
春から秋の成長期には緩効性肥料を2か月に1回程度を目安に施します。液体肥料の場合は10日に1回を目安に施します。葉色が薄くなるのはチッ素不足です。様子をみて追肥を施しましょう。
どちらかといえば緩行性肥料が向いています。
土
市販の観葉植物専用土で問題ありません。
腐植質で水はけのよい土が適しています。配合土の場合は、赤玉土小粒7:腐葉土3の割合が基本になります。
管理
アグラオネマは2年に1度のサイクルで植え替えるのがおすすめ。
株分けの適期は5月中旬から7月下旬。株分け後はこまめな葉水で様子をみます。
また、さし木でも増やせます。
日頃のお手入れとしては、黄色く枯れてきた下葉を根元からカットしましょう。