お庭づくりの豆知識や、日々のこと
クロトンの育て方
別名、変葉木とも呼ばれ、品種により葉の形が変化に富んでいます
クロトン
クロトンは常緑の低木です。別名、変葉木としても知られています。葉の形や色が様々な品種があるのがクロトンの特徴のひとつです。それだけ変化に富んでいるので家庭だけでなく、商業施設やオフィスなどでも多く見かける観葉植物です。
植物名:クロトン
学名:Codiaeum variegatum
和名:ヘンヨウボク(変葉木)
科目:トウダイクサ科
属名:クロトンノキ属
原産地:西太平洋諸島、パプア・ニューギニア
特徴
クロトンは太平洋の諸島、パプアニューギニアなどが原産地の植物です。熱帯地方原産のため、暑さに強く寒さに弱い性質をもちます。
カラフルな葉色と葉形が変化に富んでいるのが特徴で、トロピカルな雰囲気を持っていたり夏の演出に欠かせない植物でもあります。葉の形によりいくつかの系統に分かれます。最も一般的な系統は広葉系です。代表的品種は「アケボノ」、その他にほこ葉系(鉾のような形)があり代表品種は「ハーベストムーン」、細葉系の代表品種は「ゴールドスター」などがあります。
環境
水やり
春から秋の生育期には土の表面が乾いたらたっぷりとあげます。特に夏場は水が枯れないよう、1日に数回水やりをしましょう。熱帯地方原産なので多湿を好みます。葉水も毎日こまめにしてあげましょう。
冬の休眠期には、土が乾いてから1,2日程度空けてから水やりをする程度で大丈夫です。
肥料
春から秋の生育期に、緩効性化成肥料を2ヵ月に1回を目安に施しましょう。液体肥料の場合は月に2回を目安に施すとよいでしょう。冬場は肥料は控えます。
土
水はけ、水持ちともに良い土を好みます。市販されている観葉植物の土で問題ありません。
配合土の場合は、小粒赤玉6:ピートモス3:川砂or堆肥1の割合がおススメです。
排水性の高い肥沃な土、が適しています。
管理
株が古くなると、下葉が落ちてきますので、あまりに下葉が落ちた古い株は、切り戻しをします。
切り戻すことで新梢を出させて株を一新させましょう。