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ユーフォルビア セドロルムの育て方
ほとんど枝のみの姿で分枝しながら上に伸びていくフォルムが個性的
ユーフォルビア セドロルム
ユーフォルビア セドロルムは南アフリカ原産のフォルムが個性的な多肉植物。葉はごく小さく、枝が太い姿で、分枝して上方向に伸びていく様子がユニークです。
植物名:ユーフォルビア セドロルム
学名:Euphorbia cedrorum
和名:裏白樫
科目:トウダイグサ科
属名:ユーフォルビア属
原産地:南アフリカ
特徴
南アフリカ原産のユーフォルビア セドロルムは、常緑性低木の多肉植物です。同じユーフォルビアのミルクブッシュと似ていますが、セドロルムのほうが枝が太く多肉質があり、良く分枝して上方向に伸びる特徴があります。
一見枝のみにように見えますが、ごく小さい葉が先端のほうに付きます。ですが落葉しやすく、まるで枝のみのような容姿です。
また、他のユーフォルビアと同様に切った個所から白い樹液を出し、人の手に触れるとかぶれますので、作業する際は手袋等をおすすめします。
ごく小さい葉と同じく花も小さいです。黄色から緑色の花を咲かせます。
環境
水やり
乾燥に強いですが過湿に弱く根腐れの原因になります。
春から秋の生育期は用土がしっかりと乾いてからたっぷり水やりをしましょう。
冬場の気温が低い時期は1ヶ月に1回程度を目安に水やりを控えます。
肥料
植え付け時に緩効性肥料を与えた後は特に必要としません。
もし与える場合は生育期に薄めた液肥を月に1回を目安に与えても可。
多肥は厳禁です。
土
水はけのよい環境を好みます。市販の多肉植物用の土や山野草用土がおすすめ。
配合土の場合は、赤玉土3:鹿沼土3:軽石(パーライト)3:腐葉土1の割合がおすすめ。
管理
基本的にメンテナンスフリーで大丈夫ですが、用土が古くなって、株の生育が鈍ってきた時が植え替えの時期です。
適期は春から夏、生育期間の初期に行いましょう。
伸びすぎた枝を剪定する際には白い樹液がかぶれの原因になりますので、手袋等で保護して行いましょう。