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クルシアの育て方
厚いワックス状の葉を持つ個性的な植物
クルシア
クルシアは屋外で栽培されることが多いですが、室内でも栽培できる最も魅力的な植物の1つ。厚いワックス状の葉を持つ個性的な姿が特徴です。雰囲気がゴムの木にも似ており、よく間違われやすい観葉植物です。
植物名:クルシア
学名:Clusia
英名:Autograph Tree、Signiture Tree
別名:サインの木、署名の木、絞め殺しの木
科目:オトギリソウ科
属名:クルシア属
原産地:西インド諸島
特徴
クルシアは、肉厚でワックス状の光沢のあるたまご型の葉が印象的な観葉植物です。葉に傷をつけると白いあとが残ることから、ハワイなどでは葉にメッセージを書いたりするのに使われていました。
クルシアは、放っておくと平均高さ約6メートルほどに達します。ある程度成長すると、春と夏に美しい白い花を咲かせるようになります。果実は革のようなカプセルを持っており、それが開いて赤、オレンジ、そして肉質でコーティングされた種子を放出します。
環境
水やり
土の表面が乾いてから鉢底から出るまでたっぷりと水やりをしましょう。ただし成長が鈍くなる冬場は水やりの頻度を減らして管理しましましょう。
水やりとは別に定期的に霧吹きをして葉の部分に水を与えてあげましょう。
クルシアは多湿状態が長くなると通気できず、根腐れを起こしやすくなりますので、しっかりと水やりをした後は土が乾くまで間隔をあけて様子をみましょう。
肥料
春から秋の成長期には月に1回程度、緩効性化成肥料を置き肥しましょう。または液体肥料でも可。
土
それほど土を選びません。市販の観葉植物専用土で大丈夫です。
管理
生長の早いクルシアには剪定は不可欠。特に室内では脚が長くなる傾向があります。定期的に異常な成長がないか植物をチェックしましょう。枯れ葉は取り除き、枝が伸びてきたら剪定を頻繁に行いましょう。枯れた枝は幹の近くでカットして取り除きます。