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アロカシア クプレアの育て方
赤黒い光沢のある葉がクールな印象のアロカシア
アロカシア クプレア
アロカシア クプレアは、数あるアロカシアの中でも赤黒い光沢のある葉を持ち、クールな印象が人気の品種です。
株が成熟し、葉が大きくなると、葉脈のデコボコがはっきりと出てきます。
植物名:アロカシア クプレア
学名:Alocasia cuprea
科目:サトイモ科
属名:アロカシア属
原産地:東南アジア
花言葉:復縁、仲直り
特徴
アロカシア クプレアはアロカシア属に分類されている植物の品種で、葉が赤黒い光沢をもち、形は卵状の楕円形です。わりと育てやすいので観葉植物初心者にもおすすめです。
環境
暖かい地域原産なので暑さには強いほうですが、日本の冬の寒さに葉弱いです。またある程度の耐陰性があるため、窓辺などの明るい室内や半日蔭での管理が適しています。室内に置く場合はエアコンの風が直接あたらないようにします。15℃以上を保ちましょう。
水やり
基本的に水を好みます。成長期の5~9月にかけては、表面の土が乾いたら水やりをするか、腰水などで水切れを起こさないようにかんりしましょう。
生長がにぶる冬場は、室内の暖かい場所に移動し、それまでの水やりの頻度を抑えて管理しましょう。
葉水は毎日行うと喜びます。
肥料
基本的に肥料は必要ありませんが、与えた方がよく育ちます。
もし与える場合は生長期の5~9月、緩効性化成肥料を置き肥するか、液体肥料を10日に1回を目安に施すとよいでしょう。冬に肥料はあたえません。
土
保水性と排水性のある土を好みます。市販の観葉植物専用土でもかまいませんが、配合土の場合は、赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合がおすすめ。
管理・増やし方
アロカシアクプレアは多湿な環境を好む熱帯種のため、冬の寒さが苦手な品種です。冬場は室内の暖かい場所で管理し、水やりの頻度は抑え気味にしても、霧吹きは毎日してあげるとよいでしょう。
真夏の直射日光に弱いので、真夏は半日蔭の管理がおすすめ。
育てていて子株が出てきたら、株分けして増やすことができます。
古くなった葉や、傷んだ葉や茎をハサミなどで切り落として、風通しをよくして管理します。剪定のタイミングは成長期の後半にあたる9月ごろが最適です。