お庭づくりの豆知識や、日々のこと
フィカス ベンガレンシスの育て方
丸みのある葉がスタイリッシュで人気の観葉植物
フィカス ベンガレンシス
フィカス ベンガレンシスはゴムの木の品種の中でも育てやすくインテリアに馴染むことから人気の観葉植物です。
鮮やかで丸みのある楕円形の緑の葉と白味のある幹はスッキリした見た目で場所を選ばずに飾ることができます。
幹が真っすぐ伸びたタイプもありますが、緩くカーブがつくように仕立てたタイプも多く流通していて、インテリアプランツとして重宝されます。
初心者の方にはもちろん、ギフトとしてもおすすめです。
植物名:フィカス ベンガレンシス
学名:Ficus benghalensis
英名:Benghalensis
科目:クワ科
属名:フィカス属
原産地:スリランカ・インド・東南アジア
花言葉:永久の幸せ
特徴
観葉植物で有名なフィカス(ゴムの木)の仲間ですが、その中でもベンガレンシスはウンベラータやアルテシマと並んで人気のある種類です。
ベンガレンシスの特徴は丸みのある小判型の鮮やかなグリーンの葉と白味のある幹の樹形は様々でどんなお部屋にもマッチするところがインテリアグリーンとして人気があります。
環境
フィカス ベンガレンシスは、日当たりを好みます。自生地が東南アジアなどのため、暑さには強いですが寒さには弱い性質があります。
冬場でも10℃以上を保つように管理しましょう。春から秋までは屋外の管理も可能ですが、あまり紫外線量に変化を起こさないほうがよいので、年間を通じて室内での管理をおすすめします。
屋外で管理している場合は、冬に近づいて気温が15℃以下になってきたら室内に取り込みます。冬でも10℃以上をキープして管理します。
なお室内で管理する場合はエアコンの風が直接あたると葉を乾燥させてしまうので直接あたらない場所に置きましょう。
水やり
フィカス ベンガレンシスは、気温が15℃以上で生長しますので、春から秋にかけては、鉢の中の土が中まで乾いてから鉢底から水が染み出るまでたっぷり与えます。
15℃を切ってくると生長が鈍化します。冬場の気温が低い時期は土が乾いてさらに2,3日してから水を与えましょう。
肥料
基本的に肥料を必要としませんが、肥料を与える場合は、春から秋の生長期に、薄めた液肥を月に1~2回程度与えましょう。
冬場には肥料を与えないようにします。
土
フィカス ベンガレンシスは、水はけと水もちのよい土が適しています。市販の観葉植物の土で大丈夫です。
配合土の場合は、赤玉小粒7:腐葉土3の割合がおすすめです。この他にバーミキュライトや水苔を混ぜるのもおすすめです。
管理
剪定する際は、風通しをよくするために、古くなった葉や内側に向いてる枝、重なる枝をカットします。カットする箇所は枝分かれしている部分です。新芽のすぐ上を切るとそこから新しい枝が生えます。
なお、剪定の際にでる白い樹液はかぶれる原因になりますので、手袋をはめるなど対策をして作業を行いましょう。