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フィカス アルテシーマ の育て方
明るいグリーンに黄色い斑が入った小判型の葉が特徴の人気な観葉植物
フィカス アルテシーマ
フィカス アルテシーマは、東南アジアが原産地のフィカス(ゴムの木)の一種です。明るいグリーンの葉に黄色い斑が入ることが特徴です。デザイン性の高さと育てやすさから、店舗さんなどの装飾としてもよく用いられるインテリアグリーンです。
植物名:フィカス アルテーシマ
学名:Ficus altissima
英名:altissima
科目:クワ科
属名:フィカス属
原産地:インド・東南アジア
花言葉:永遠の幸福
特徴
フィカス アルテシーマは、フィカス(ゴムの木)の一種で、小判型の明るいグリーンの葉が黄色の斑に縁どられた姿が特徴の観葉植物です。
明るいグリーンと黄色みのある斑の与える印象が明るくスタイリッシュでカフェなどのインテリアデザインにも利用されるとても人気があります。
生命力があり、育てやすいので初心者の方にもおすすめの観葉植物です。
環境
フィカス アルテシーマはフィカスの中でも耐陰性に弱い性質をもちますので、特に室内の日当たりの良い場所を選んで置きましょう。
日照が不足すると斑入りの葉の色が悪くなってきます。
また、寒さに弱いので冬場でも10℃以上を保って管理する必要があります。その際にはエアコンの風が直接あたらないようにしましょう。
水やり
春から秋の生長期にかけては、土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水やりをしましょう。
生長が鈍くなる冬場には水やりの間隔をあけ、土の表面が乾いてから2,3日後に水やりをするようにします。
通年で葉水をすると葉が元気になるだけでなく、ホコリ除去やハダニ防止にも役立つのでおすすめです。
肥料
基本的に肥料はなくても育ちますが、葉つきを良くするためには、春から秋の生長期に肥料を与えてもよいでしょう。
月に1回程度のペースで緩効性化成肥料を置くか、既定よりも2倍ほどに希釈した液体肥料を10日に1回程度のペースで与えましょう。
もしも葉の先が黄色くなる場合は、株の生育不良が考えられます。その場合は窒素分(N)の多い肥料を選ぶとよいでしょう。
土
水はけと水もちのよい土が適しています。市販の観葉植物の土で大丈夫です。
配合土の場合は、赤玉小粒7:腐葉土3の割合がおすすめです。この他にバーミキュライトや水苔を混ぜるのもおすすめです。
管理
フィカス アルテシーマの剪定に最適期は4月から10月、比較的暖かい腫れの日に行うのがおすすめです。
葉の付け根の5mm〜1cmほど上からカットすると、そのすぐ下あたりから新芽が伸びてきますので仕上がりの樹形をイメージしながらカットするとよいでしょう。
枯れた枝や込み入った枝、内側に入った枝などは根本からカットしましょう。ただし、フィカス属特有の白い樹液はかぶれる原因になりますので、剪定の際には手袋などをして触れないように行いましょう。
また、2,3年に1回の頻度で植え替えをおすすめします。暖かい時期であれば時期を選びません。1回りほど大きな鉢に植え替えましょう。植替えの際に根が鉢にまわっていっぱいの状態でしたら根鉢を少しほぐしてから植え替えましょう。