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宅配ボックスはダイヤル式、電子式どっち?受取方法から費用対効果まで詳しく解説!
こんにちは。
グッドツーガーデンの佃です。
皆さんは、宅配ボックスというものをご存知ですか?
『何と無く聞いたことはあるけれど、詳しくは知らない。』
そういった方も多いのではないでしょうか。
少し前には、現在トレンドとなっているIoTを導入した宅配ボックスも発売されました。
インターネットやIoTがより発展していくであろうこれからの時代では、宅配ボックスは必要不可欠なものになってくるかもしれません。
宅配ボックスはとても便利で、私たちの生活をより豊かなものにしてくれます。
ということで今回は、
- 宅配ボックスの使い方、仕組み
- 宅配ボックスの種類
- 進化した最先端の宅配ボックス
- 宅配ボックスの費用対効果
などについて、詳しく掘り下げて見ていこうと思います。
(※今回はLIXILで販売されている宅配ボックスを例にあげています。LIXIL宅配ボックスページ)
▪︎目次
1.はじめに、宅配ボックスってなに?
2.宅配ボックスのメリット・デメリットと仕組み。種類はダイヤル式と電子式?
2−1.ダイヤル式の宅配ボックス
2−2.電子式の宅配ボックス
3.最新型宅配ボックスはスマホでやり取り?あなたの周りでもIoT化が進んでいます。
4.宅配ボックスの設置方法は?~ポール型と据え置き型~
4−1.ポールタイプ(埋め込みタイプ)
4−2.据え置きタイプ
5.これから戸建住宅に宅配ボックスを置くなら、やっぱり最新型がおすすめ。
6.宅配ボックスに入れることのできないものもあるので要注意。
7.正直、宅配ボックスって必要なの?気になる費用対効果を計算してみた。
1.はじめに、宅配ボックスってなに?
まずはじめに、宅配ボックスとは何なのでしょうか。
ご存知ない方もいるかと思いますので、簡単にご説明しておきますね。
宅配ボックスとは、受取人が自宅にいなくても荷物を受け取ってくれるボックスのことです。
お家を留守にしていても、荷物が届くのですね。
「ほんの少し外出していた隙に、不在票がポストに入っていた。」
そんな面倒な思いをしたり、再配達の日程を調整したりする手間もなくなります。
宅配ボックスについて、もう少し詳しく書き加えておくと、
宅配ボックスは、2000年を過ぎたあたりから、マンションなどを中心に普及し始めました。
今ではマンション情報雑誌の「欲しい設備」トップ5には必ずランクインするほどの人気商品に。
数年前まではマンションを中心に設置されていた宅配ボックスですが、近年になって戸建の住宅にも設置されることが多くなってきました。
後で詳しく触れますが、最近の宅配ボックスはIot化していたり、デザインもクールだったりとても進化しているのです。
2.宅配ボックスのメリット・デメリットと仕組み。種類はダイヤル式と電子式?
次に、宅配ボックスの種類と仕組みについて見ておきましょう。
まず宅配ボックスは、ダイヤル式と電子式の2種類が販売されています。
2−1.ダイヤル式の宅配ボックス
ダイヤル式は、宅配ボックスが発売され始めた初期から発売されているものです。
仕組みとしては、
- 宅配ボックスの扉に3,4桁のダイヤルが設置されている。
- 配達員がその場で暗証番号を決めダイヤルを回す。
- 配達通知にその暗証番号を記入後、配達通知をポストに投函。記録用紙に印鑑を押す。
- 受取人が、ポストに投函された配達通知の暗証番号を確認。
- 宅配ボックスのダイヤルを暗証番号に合わせることで、荷物の受け取りが完了。
となります。
ダイヤル式宅配ボックスのメリットをあげると、
- 電子式に比べて圧倒的に導入コストが低い。
- 電気代がかからず、維持コストもゼロ円。
などとなります。
逆にデメリットは、
- 0000から9999(もしくは000~999)まで1つずつ試していくと必ず空いてしまうため、防犯対策が万全ではない。
- 配達員が暗証番号を配達通知に誤記入すると、受取人は荷物を取れなくなる。
などとなります。
お金をかけずに、とにかく早く宅配ボックスを設置したい人はこのダイヤル式がおすすめです。
本体代も電子式よりもはるかに安く、設置の手間もかからないので最低限の費用で宅配ボックスを導入することができます。
また、ダイヤル式宅配ボックスの設置は比較的簡単で、ご自分で設置されることも可能です。
(器用な方は宅配ボックスを自作することすら可能かもしれません。)
2−2.電子式の宅配ボックス
宅配ボックスのもう一つの種類は、電子式。
こちらが近年主流になってきている型です。
仕組みとしては、
- 配達員が画面や音声で案内される流れに従って、荷物をボックスに入れる。
- 配達員は荷物を入れましたという通知書をポストに投函する。
- 受取人は、部屋ごとに決まっている暗証番号または磁気カード等を使って荷物を取り出す。
となります。
このように、宅配ボックスにはダイヤル式と電子式の2種類があるのですね。
そして最近特に注目されてきているのは電子式。
これから数年でIoT化が進むに連れて、より大きなシェアを獲得して行くと思われます。
それではここからは、実際にIoTが搭載された最新型の電子式宅配ボックスについて見ていきまょう。
3.最新型宅配ボックスはスマホでやり取り?あなたの周りでもIoT化が進んでいます。
最新の電子式宅配ボックスでは、IoTが搭載されたモデルがすでにいくつか発売されています。
例えば、荷物が届けられたと同時にスマートフォンに通知されるもの。
スマートフォンと同期されたカメラ機能がついているボックスもあります。
このカメラ機能がついているボックスだと、自宅にいなくてもリアルタイムで配達員とやりとりする事が可能です。
宅配ボックスだけではなく、カーゲート、野外カメラ、室内カメラなどまで。
お家周りでのIoT化は一気に進んで来ています。
私たちの生活のみじかなところにも、最先端のIoT技術は届いてきているのですね。
4.宅配ボックスの設置方法は?~ポール型と据え置き型~
そして宅配ボックスには、2つの設置方法があります。
設置方法もしくは、設置タイプといったほうが分かりやすいかもしれません。
ポール型と据え置き型。
2つのタイプを、一つずつ見ていきましょう。
4−1.ポールタイプ(埋め込みタイプ)
まずは、これからの主流になってくると考えられるポール型から。
戸建住宅で新しく設置される場合は、ほとんどこのタイプになると思います。
据え置きタイプのようにボックスごと盗難される危険性はありません。
また、デザインの良いものをおけば、玄関先のおしゃれなアクセントになります。
逆にデメリットは、設置に施工が必要で、導入費用が据え置き型に比べて高いというところでしょうか。
もし少しお金に余裕があるなら、こちらのポール型をお勧めします。
4−2.据え置きタイプ
何より手軽に宅配ボックスの導入を済ませたいなら、この据え置きタイプがおすすめです。
こちらの据え置き型は面倒な施工などは一切不要。
ただ買ってきて置くだけで宅配ボックスが使えるようになります。
しかし据え置きタイプだと、ボックスを固定しないことが多いため、盗難の危険性もポールタイプよりも高くなります。
だけど、宅配ボックス本体の重さは、物によるけれど大体10キロ以上。
周囲の目を気にせず、そんな大きくて重たいものを持って行く、気合いの入った泥棒は殆どいないと考えておいて大丈夫でしょう。
5.これから戸建住宅に宅配ボックスを置くなら、やっぱり最新型がおすすめ。
ここまでで、宅配ボックスにはたくさんの種類があることがわかりました。
では、実際にこれから宅配ボックスを導入するなら、どの型が一番おすすめなのでしょうか。
結論から言ってしまうと、インターフォンとポストに、宅配ボックスの機能を追加した最新型のモデルがおすすめです。
IoT化された最新のモデルですね。
(※ちなみに、IoTとは「Internet of things」の略。
IoTとは、様々な「もの」がインターネットに接続されて、情報を交換することにより相互制御するという仕組みのことを言います。)
私たちが実際にお庭の作業やエクステリア工事で戸建住宅を回らせていただく中(神戸)でも、少しずつこの型の宅配ボックスが目につくようになってきています。
この型の場合、配達通知はもちろん、インターフォンとスマートフォンが同期していることが多いので、防犯対策も万全です。
よくネットショッピングを利用する働く世代の方々は、まずこのタイプの導入を検討するとよいでしょう。
6.宅配ボックスに入れることのできないものもあるので要注意。
そして、宅配ボックスでは受け取ることのできないものもあるので、事前に確認しておきましょう。
- 冷凍便やナマモノ
- 簡易書類
- 代引き・着払いをする商品
- 貴重品配達サービス
主にこれらの荷物は、宅配ボックスでは受け取ることができません。
また、宅配ボックスに収納できるサイズより大きな商品も、受け取ることができません。
宅配ボックスを設置したら、なんでも不在で受け取り可能になるわけではないのですね。
購入時にこれらの点をしっかりと確認するようにしましょう。
7.正直、宅配ボックスって必要なの?気になる費用対効果を計算してみた。
ここまで詳しく宅配ボックスについて見てきました。
確かに、宅配ボックスは便利。
だけど、
「そんなに高い費用をかけてまで、宅配ボックスって必要?」
といった疑問は、まだ払拭できていないのではないでしょうか。
確かにしっかりとした宅配ボックスを設置するとなると、それなりの費用がかかります。
LIXILが販売しているモデルに絞って見てみると、
- 据え置き型、ダイヤル式の宅配ボックスで約61,000円。
- ポール型のもので約88,000円から。
- ポール型ポスト、インターフォンに宅配ボックスも付いたものになると、約200,000円から。
うーん、ちょっと高い、、
少し気が引てしまいますよね。
確かに宅配ボックスの設置に6万円以上かかるとなると、高く感じます。
だけど、宅配ボックスの設置後の使用期間まで、長い目でみるとどうでしょうか。
ここでは設置後10年間は使用するものとして考えてみましょう。
1ヶ月に6回はインターネットで買い物をするとします。
そしてそのうち、4回は宅配ボックスを活用。
そうなると、年間48回宅配ボックスで荷物を受け取る計算になります。
10年間の単位で考えると、480回の受け取り。
しっかりした宅配ボックスを設置して約8万円かかったとしても、10年間このくらいの頻度で使用すると考えれば、
受け取り1回当たりの使用料金はたった167円となるのです。
これだけの費用で、荷物受け取り、再配達依頼のあのストレスから解放されるのです。
そう考えると、宅配ボックスって意外と費用対効果が良くないですか?
というわけで、ここまでゆっくりと宅配ボックスについて見てきました。
いかがでしたか?
少しでも宅配ボックスについて知っていただけたなら、とても嬉しく思います。
これから先の世の中は、よりネットショッピングやキャッシュレス化が進んで行くと思われます。
買い物が便利になったのに、受け取りで不自由していたらバカらしく感じます。
よい宅配ボックスを設置することで、荷物の受け取りにかかる物理的、時間的、精神的負担が大きく軽減されるのです。
そしてどうせなら、これからの時代にマッチする宅配ボックスの設置をお勧めします。
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代表取締役 柴田 進矢