お庭づくりの豆知識や、日々のこと
お庭を綺麗に整地しよう!整地の方法3ステップと必要な道具をご紹介します。
こんにちは。
株式会社グッドツーガーデンの佃です。
皆さんは「整地」という言葉をご存知ですか?
もしお庭づくり(DIY含む)をすることになれば、大抵の場合この「整地」を行わなければいけません。
お庭づくりに外せない「整地」。
今回はそんな「整地」の方法と、必要な道具について見ていきたいと思います。
【目次】
①まず、整地って何?
②誰でも簡単にできる!整地の3ステップ
③整地に必要な道具
④「整地」は素人でもできる?業者に頼んだ方がいい?
①まず、整地って何?
まず、整地とは何なのでしょうか?
整地とは、建築や芝生・砂利敷きなどを行う前に、地面を平らにならすことです。
文字通り、ボコボコな地面を平らに整える行為を整地というのですね。
職人でない方で、整地をする機会は滅多にないと思いますが、
ご自身でお庭をDIYする(芝生・人工芝・砂利敷き等)時には、この整地という作業を行うことになります。
この機会に「整地」について覚えておいて、損はありません。
それではまずは早速、簡単な整地の3ステップについて見ていきましょう。
②誰でも簡単にできる!整地の3ステップ
シンプルにお伝えすると、整地には3つのステップがあります。
1.除草する。ゴロゴロ石なども排除する。
2.地面を耕し、柔らかくする(その時に根っこも取る)。
3.勾配(こうばい)を気にしながら整地し、地面を固めていく。
それでは1ステップずつ見ていきましょう。
1.除草する。ゴロゴロ石なども排除する。
まずは除草を行い、地面を綺麗にしましょう。
大きなゴロゴロ石など邪魔になりそうなものがあれば、それも合わせて取っておきます。
2.地面を耕し、柔らかくする(その時に根っこも取る)。
整地しやすくするように、一度地面を耕して柔らかくしておきます。
その時に除草で取り損ねた根っこも出てくるはずですので、そちらもしっかり排除しておきましょう。
またこの時点で、土が多すぎる場合は、土を減らす(少ない場合は足す)必要があります。
3.勾配(こうばい)を気にしながら整地し、地面を固めていく。
地面を耕して根っこも綺麗に取れたら、次はいよいよ地面を平らにしていきます。
この時に平らにならず変な窪みができてしまうと、水捌けが悪くなりそこに水が溜まってしまいます。
場合によっては排水升に向かって緩やかな勾配(こうばい)をつけましょう。
そして最後には、しっかりと地面を固めて仕上げ。
足で踏みつけていくだけでも効果はありますが、カクスコで叩くか、プレートを使う方が確実に地面が固まります。
以上の3ステップが、「整地の3ステップ」となります。
整地が無事終わったら、防草シートを引くのもよし、人工芝を引くのもよし。
ちなみに、雑草対策を目的でDIYをする場合は、
防草シート・人工芝・砂利・固まる土などが比較的お手軽でおすすめです。
コンクリート・インターロッキング等の手段もありますが、上記の方法よりも大掛かりな施工となり、費用は高くなります。
では次は、整地の各ステップで必要な道具について、見ていきましょう。
③整地に必要な道具
それでは、整地に必要な道具をステップごとに分けて見ていきます。
(絶対に必要なものには●印、あった方が良いものには▲印を付けておきます。)
【ステップ①:除草で必要なもの】
- 手袋:100円〜300円(●)
- カマ:100円〜600円(▲)
- 手ぼうき:100円〜(●)
- チリトリ:200円〜(●)
- ガンジキ:500円〜2000円(▲)
ステップ①の除草は、素手で行うことも可能ですが、カマがあればより作業が捗ります。
さらに、除草したゴミを集めるためのホウキとチリトリ、ガンジキも忘れずに。
【ステップ②地面を耕し、柔らかくする(その時に根っこも取る)で必要なもの】
- クワ:1500円〜(▲)
- レーキ・アメリカンレーキ:2000円〜(●)
- サンカクホー:1800円〜(▲)
- スコップ・カクスコ:1000円〜(●)
ステップ2では、土を耕すためにクワ・レーキ・サンカクホーを使うので、どれか一つあれば十分な場合がほとんどです。
スコップは最後に地面を叩く時にも使えるカクスコがおすすめ。
【ステップ③:水平を気にしながら地面をならし、固めていく時に必要なもの】
- ジョレン:2500円〜(●)
- 窓ホー:1500円〜(▲)
- 板:300円〜(●)
- トンボ:3000円〜(▲)
- プレート:1日レンタル1000円〜(▲)
最後に、地面をならしていくための道具が必要となります。
ジョレン、窓ホー、トンボはどれか1つあればなんとかなる場合が多いです。
板は、隅っこや細かいところを調整するのに重宝します。
あまり地面が固まらない場合は、1日1000円程度からプレートのレンタルも可能です。
④「整地」は素人でもできる?業者に頼んだ方がいい?
最後に、大事なポイントを確認しておきましょう。
「整地」は素人でもできるのかどうか。
結論から言うと、素人でも「整地」を行うことは可能です。
しかし道具が一切なく、一式揃えるところから始める場合は、業者に頼んだ方が割安な場合もあります。
それに、作業にもなれていないので、職人が行うと半日でできる工程に1、2日かかってしまっうこともザラにあります。
さらに職人はその道のプロなので、当然仕上がりも変わってきます。
とはいえ、お子さんとご家族みんなでお庭づくり(DIY)をするのも素敵なことです。
まずはご自身でできそうな範囲の作業内容なのかを確かめた上で、難しそうなら業者に見積もり依頼をしてみましょう。
多くの場合見積もりは無料なので、もし見積もりの金額が合わなければ、依頼しないという選択もできます。
整地の後に人工芝や砂利などを施工すれば、雑草から解放される嬉しい未来が待っています。
しっかりした整地を行って、快適で素敵なお庭ライフを楽しみましょう!
https://www.good2garden.com/blog/2317/
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【 お庭の雑草対策をしよう!DIYでお庭の雑草対策する方法3ステップと、快適なガーデンライフを送る4つの方法。 】
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