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ローメンテでおしゃれなエアプランツ! 育て方3つのコツ
土がなくても育つエアプランツ
土で汚れることなく、場所を選ばず飾れるエアプランツはおうちのインテリアとしてとても人気です。
今回は、初心者でも簡単に取り入れることができるエアプランツの飾り方や育て方のコツをご紹介していきます♪
エアプランツとは?
エアプランツは、チランジアとも呼ばれる南米・中米原産の植物で土や根を必要とせず葉から雨や空気中の水分を吸収する着生植物のことです。
多くの種は樹木の枝や岩石の上に着生するために、生育するための土を必要としません。
よって普通の植物のように培養土に根を下ろさせないで、例えば植物そのものをつり下げたり土台の上に転がした形で栽培出来る。これがいわゆるエアープランツといわれています。
ティランジア・ウスネオイデス
エアプランツの育て方3つのコツ
1.チランジアには「銀葉種」と「緑葉種」がある
2.水やりは「ミスティング」と「ディッピング」たまに「ソーピング」
3.上手な管理は「風通し」
一つづつご紹介しますね。
1.チランジアには「銀葉種」と「緑葉種」がある
エアプランツは、葉の色の種類により「銀葉種」と「緑葉種」の2種類に分類されます。
銀葉種はグリーンに銀色がかったようなシルバーグリーンをしています。これは葉の表面にはトリコームという水を取り込む気孔があるのですが、銀葉種のエアプランツは、トリコームが発達しているため、葉色が銀色に見えます。
一方、緑葉種は、葉の色が緑でつるっとした表面をした種類です。緑葉種は、銀葉種に比べてトリコームが少ない種類となります。
一般的に、銀葉種のエアプランツは緑葉種のものに比べると乾燥に強く育てやすいと言われています。
2.水やりは「ミスティング」と「ディッピング」たまに「ソーピング」
エアプランツはもともと乾燥につよい植物です。水やりは霧吹きで全体に吹きかける「ミスティング」を週2回ほど行いましょう。そして月に1回は、エアプランツそのものを水に1~2分浸す「ディッピング」をすると状態よく保ちます。
ミスティング
ディッピング
また、水やりを忘れたり、エアプランツの状態が悪い時などは「ソーピング」をしてあげましょう。
「ソーピング」とは上記で紹介したディッピングを長時間行うことです。だいたい6時間ほどを目安に行ってください。
3.上手な管理は「風通し」
エアプランツは明るくて風通しのよい場所を好む植物です。
なのでディッピングやソーピングをしたあとはよく水気を切ってやり、風通しよい場所に置いてあげるのもポイントです。
また、直射日光や気温が30度以上のところは苦手で、枯れてしまうこともあります。
とくに真夏の暑い時期には、できるだけ風通しのよいところで管理してくださいね。
エアプランツの飾り方
エアプランツは土を必要としませんので、リビングなどお家に飾るのにはもってこいです。
たとえば、よく見かけるのが風通しよく見た目も美しく管理できる、吊るしたり壁から下げて飾る方法。
お手軽にお好きな器に置いても素敵です。
エアプランツはその形から、アンティークやナチュラルな雑貨とも相性が良いです。
また、流木との組み合わせの相性もとてもいいですよ。
飾り方は様々です。あなたのおうちの素敵なインテリアになること間違いなしです♪
まとめ
いかがでしょうか。
ここまででエアプランツはとてもローメンテでおしゃれに飾れる植物だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
いまでは、園芸コーナーや100円ショップでも見かけますので、まずは気軽にはじめてみてはいかがでしょうか♪