お庭づくりの豆知識や、日々のこと
ライティングマイスター直伝の照明テクニックとは!~ファサード編~
お庭の照明のプロ、ライティングマイスターのいる、GOOD2 GARDENです。
お庭の照明、と一言でいっても種類も方法も本当に様々あり、
自分のお庭や玄関に照明をつけようとなったときに、最適な照明器具を探しあてるのは
プロでなければなかなか難しい作業だったりします。
これからお家周りの照明をお考えの方に、ライティングマイスター直伝の照明テクニックをテーマごとにご紹介してゆきます♪
今回は「ファサード(お家の正面)編」です!
ファサードとは
建物の正面部分のデザインのことをファサードといいます。
要は外から見た建物の顔、にあたる部分です。お家周りの照明をお考えの場合、まずこのファサードの照明をどうするか、イメージされる方は多いのではないでしょうか。
サバンナ効果をご存じですか?
サバンナ効果とは、入り口付近よりも空間の奥の方の照明を明るくすることで、人が安心感を感じて奥に進むという心理的効果のことをいいます。人は暗い所から明るい所へは引き寄せられ、明るい所から暗い所には入りにくいという習性があるのだとか。なるほど納得ですね。
ファサード、お家の正面部分を明るく照らすだけで心理的にも安心感が得られる空間づくりができるということなんです。
それでは、ファサードの照明テクニックをひとつづつご紹介します。
では、いってみましょう♪
さりげなく建物を上品にする
ウォールアップライト
ふわっとした浮遊感のある印象を演出するライティング。建物の基礎から45mm以上離してウォールアップライトを設置します。落ち着いた印象で暗めの仕上げの建物にも適した演出です。
影を投影して奥行を出すなら
アップライト
樹形がシンプルなシンボルツリーなど、光の抜ける対象のシルエットを壁に投影する方法です。
お家の外から壁に向けて照射し影を壁に投影できます。
スタイリッシュな
グランドライト
地面から、挟角タイプのグランドライトを複数設置するとスタイリッシュな印象の壁面を演出できます。
建物から20cmほど離して設置します。
複数個設置で明るく仕上がるので、窓の少ない壁面などに適しています。
シャープな光の演出
超挟角の照明
さらにシャープに演出するならば、超挟角のスポットライトを用いて壁際に設置するとクールな印象の壁面を演出できます。
こちらも窓の少ない明るめの壁面に適したライティングです。
壁に光で色をつける
カラーライティング
カラーの照明は壁面に投影するとグラデーションとなり、アーティスティックな印象に仕上がります。
真っ白な壁に最適な照明です。
まとめ
いかがでしょうか。
今回はファサードの照明テクニックをご紹介しました。
照明をお考えのみなさまの参考になれば幸いです。
次回は、もっと深堀りして表札まわりのライティングをご紹介します♪
お楽しみに♪