お庭づくりの豆知識や、日々のこと
ワイルドスタイルに挑戦!ロックガーデンのススメ
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
今回は、ロックガーデンについてご紹介します♪
ワイルドなスタイルの「ロックガーデン」
ワイルドな雰囲気のロックガーデン。自然で荒々しい力強さが魅力のロックガーデンが、ナチュラルな庭作りをしたい人達の間で注目されています。岩石を組み合わせて自然の荒々しさを再現する、と言われるこのスタイルは、一見するとむずかしそうですが、決まったルールなどなく、気に入った石と植物を組み合わせて作ることができるので、自由度が高く、それほど難しいものではありません。ゴツゴツした岩と植物のバランスがかっこよく、近年人気のスタイルです。
ロックガーデンとは?
ロックガーデンとは、岩石や荒い砂を配置した場所に植物を植え付け、自然に近い状態で楽しむ庭のことです。大小の石を組み、石と石の間にできた隙間(ポケット)に好きな植物を植え込みます。植え込む植物の種類は、高山植物や山草類、多肉植物を栽培するスタイルが多く見られます。
それに加えて今回GOOD2 BASEがおススメするのがネイティブプランツを取り入れた組み合わせ。高山植物や多肉植物よりも大型の種類が揃っているので、植物の高さを活かしたメリハリのあるロックガーデンができます。
ロックガーデンってどうやって作るの?
1. 石を用意
ロックガーデンに使う石は、園芸店で入手できる軽石、溶岩石、石英岩など何でもかまいません。ポイントは、なるべく自然に近いゴツゴツした石を用意することです。不揃いの石を使うことで、ロックガーデンらしい自然な雰囲気を演出しましょう。
2. 石を組む
土の上に設置する場合は、水はけをよくするために、地面を深さ30cmくらい掘り上げ、石を配置しましょう。石全体の2/3程度が土に隠れるように、土を埋めて戻していきます。
POINT:すべての石の配置が終わったら、ゴロ石を敷いておきましょう。この一手間で水はけが良くなるので大切な工程になります。
3. ポケットを作る
植物のサイズに合わせ、複数の石を組み合わせて、植物の入るスペースを作ります。ロックガーデンでは、このポケットが植木鉢の代わりです。きっちり作る必要はありません。土がこぼれ出なければ大丈夫。
4. 培養土を入れる
ロックガーデンに使用する培養土は、水はけのよいものが適しています。市販のものを使う場合でも、軽石などを混ぜて水はけをよくしたものを使いましょう。配合土の場合は、川砂7:硬質赤玉土:2腐葉土1の割合で混ぜた土がおすすめ。
5. 植物を植え込む
ロックガーデンは基本的に、高いところには乾燥を好む植物、低いところには湿気を好む植物というふうに場所に合った植物を植えていきます。
6.もっと手軽に!ロックガーデン
手軽にロックガーデンを楽しむ方法の一つとして、鉢植えを利用するのもおススメです。鉢植えを岩で覆って配置します。
POINT:おススメするのが、麻布を利用して岩の隙間と鉢植えの根本を覆うことというポイントです。これにより見た目の不格好さをカバーできます。
鉢植えで植樹するメリットとしては、根が大きく張るのを防いだり、木の成長も抑制でき、形が保ちやすく管理がしやすいです。 意外にもメリットがしっかりとあるので、お勧めです。
どんな石や植物が合うの?
よく見かけるものはこちらの種類の植物です。配置の基本は、高いところには乾燥を好む植物、低いところには湿気を好む植物というふうに場所に合った植物を植えることです。このほかにも植物を自由に組み合わせて自分だけのロックガーデンを作ってみてください。
高山植物
ハーブ
多肉植物
こんな植物の組み合わせいかが?~GOOD2 GARDENおススメ~
サボテンでメキシカン風に
多肉植物の中でも特に大型のサボテンを選ぶのはいかがでしょうか。メキシカンテイストが演出でき、岩との相性もよいですし、高さが出せるメリットがあります。
今はやりのオージープランツで個性的に
最近人気のオージープランツ。特徴のある見た目はロックガーデンとも相性よく、個性的でかっこいいガーデンになりますよ。
ネイティブプランツでワイルドさを演出
もともと植物業界では一般的に ネイティブ・プランツ というと オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカなど南半球 の諸地域に自生している植物を指します。オージープランツもネイティブプランツの中に入りますが、ここでは、オージープランツ以外のものをさします。野性的でロックガーデンに似合う個性的なものがたくさんありますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワイルドスタイルのロックガーデンがお庭にあったら、かっこいいですよね!
しかもロックガーデンを自作することもそんなに難しいことはありません。なにしろワイルドな雰囲気を出すために、決まったルールはありません。ご自身の手で自由に野性的なロックガーデンにチャレンジしてみるのはいかがでしょうか♪