お庭づくりの豆知識や、日々のこと
ネイティブプランツ入門!
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
みなさま、近年じわじわと人気を集めている
ネイティブプランツってご存じですか?
弊社の秘密基地カフェ「GOOD2 BASE」にネイティブプランツのロックガーデンが出来ました♪
岩との組み合わせがワイルドな雰囲気でかっこいい感じです。
今回は、ロックガーデンにもピッタリなネイティブプランツをご紹介します。
ネイティブプランツが初めての方でもこれを読んでトライしてみたくなるかもしれません♪
それでは、行ってみましょう♪
まず、
ネイティブプランツって?
ある特定の地域に古くから存在する植物のことなのですが、植物業界では一般的にネイティブ・プランツというとオーストラリア・ニュージーランド・南アフリカなど南半球の諸地域に自生している植物を指します。
そのことからもわかるように、南半球には、日本では見られない、独特な品種が豊富です。花の容姿だけみてもインパクトのあるものが多いことからネイティブ・フラワーとかワイルド・フラワーなどとも呼ばれます。
その中でも特にオーストラリア原産の植物は「オージープランツ」と呼ばれ、バンクシア・グレビレア・メラウレカなどは近年の園芸品種の中でも大変人気があります。
また、オージープランツと共に人気のプロテア・ピンクッション・リューカンデドロンなどはオーストラリア原産と勘違いされがちですが、こちらは南アフリカ原産の植物です。
南アフリカは草花の宝庫として知られています。たくさんの草花が日本にも入ってきていますが、その中のいくつかの植物は、オージープランツに非常に似ていて実際のオーストラリアでもよく出回っていますし、育て方も共通している植物が多くあります。
個性的でかっこいい!
ネイティブプランツの魅力
ネイティブプランツの魅力はなんといってもそのワイルドで、インパクトのある樹形です。日本由来の植物にはない形は非常にインパクトがあり、目をひくものが多く魅力的です。また、花の容姿がインパクトあるものに加えて、葉の色はシルバーや赤褐色だったりシックな装いをもつ植物も多く、それらを組み合わせるとなんともおしゃれでかっこいい雰囲気に仕上がります。
また、本来やせ地で育つ強い植物のため、ポイントさえ気を付けたら、日本の屋外でも栽培が可能なのも人気の理由です。
どんな種類があるの?
オージープランツ(オーストラリア原産)
バンクシア
紹介記事はコチラ→「バンクシアの育て方」
グレビレア
紹介記事はコチラ→「グレビレアの育て方」
南アフリカ原産
プロテア
紹介記事はコチラ→「プロテアの育て方」
ピンクッション
紹介記事はコチラ→「ピンクッションの育て方」
リューカデンドロン
紹介記事はコチラ→「リューカンデドロンの育て方」
肥料には気を付けて
上記でご紹介した、オーストラリア原産のグレビレアやバンクシアと南アフリカ原産のプロテア、ピンクッション、リューカデンドロンの育て方は同じカモモガシ科の植物ということからも、育て方は共通しています。
もともとリン酸分の少ない土地で育ったため、これらの植物は、「プロテロイド・ルーツ」と呼ばれる、毛細状の根が発達し、微量のリン酸分でも生存できる根のシステムを持っています。なのでリン酸分の多い化成肥料や液肥を与えると根を傷めてしまい、枯れる原因になります。
本来、やせた土地で自生してきた植物なので、肥料はほとんど必要としません。リン酸のないタイプの肥料を過多になりすぎず、少量施すのがよいでしょう。
水やりは控えめに!が鉄則
ネイティブプランツは日本より降水量の少ない環境で育つ植物。水はけのよい土を使用し、水やりは土がしっかり乾いたのを確認してからたっぷりとあげましょう。乾燥と水やりのメリハリをつけるとよいでしょう。また、水はけと風通しの良い場所で管理するのも大切なポイントです。
ドライフラワーにして楽しむ
インパクトの強さで近年人気急上昇中のネイティブプランツですが、切り花としてお花屋さんで見かけることも増えてきました。これらネイティブフラワーは綺麗にドライにできるものが多く、またその花の容姿からドライフラワーに加工したものも高価で出回っています。
まとめ
いかがでしょうか。
ネイティブプランツについてご紹介させていただきました。
少しでも興味を持っていただければ幸いです。
栽培に興味を持った方、植栽についてのお問い合わせなどは
神戸を中心とした関西圏で造園業・エクステリア工事を行っている
GOOD2 GARDENまでお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。