お庭づくりの豆知識や、日々のこと
SDGsガーデニング?!雑草対策を革命しよう!
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
新緑の季節がやってきました。
植物がスクスクと育つこの季節、同時に気になるのが・・・そう、雑草対策ですね。
今回はそんな雑草対策に革命を起こそう!新しい考え方を提案します。
ぜひ最後まで読んでください♪
まず、雑草の嫌われるポイント
①見た目が悪い
②繁殖力が強くて手間がかかる
これに尽きるのではないでしょうか。
でもなかなか雑草のない庭づくりには苦労します。
そこでガーデニングにもSDGS(持続可能な開発目標)、持続可能なガーデニングを目指して。こんな考え方はいかがでしょう?
まず、
「雑草ゼロな庭はない」ということ。
でも、
「見た目がキレイ」で「ローメンテ」な庭なら実現できるはず。←ここを目指しませんか。
それには、
雑草の「仕組み」や「種類」、「特徴」を知っていればできる!んです。
それではいってみましょう♪
地上の草をこまめに刈る
雑草の草引き。これって本当に重労働ですよね。一般的に雑草をなくすためには根っこから、と考える方は多いかもしれません。でもそんな繫殖力の高い雑草ですが、植物であることには変わりありません。基本的には
①花を摘む(種をつけさせない)
②葉をとる(光合成させない)
①と②を繰り返すことによって根が弱くなり、繁殖を抑えられます。
雑草は根っこから駆除しようとしたら大変な重労働になります。でももし考え方を変えて、地上部を刈き取ることに注力してみたら。地上部の草を刈る道具は様々あります。ご自身にあった道具で気負わずに刈りましょう。刈る時間が取れないときには、花を見つけ都度とるだけでも違います。それを繰り返すだけで、大分抑えられるはずです。
ぜひ、やってみてください。
日光を遮る
雑草は基本的に土から生えます(当たり前!)しかも勝手に。でもそれって実は、
土があって、日光があたり、水分があって、一定の温度があるから生えてくるのです。
例えば、うっそうとした山の中に雑草は見かけませんね。それって地面まで日光が届いていないからだったりします。
お庭の場合、雑草の生えてほしくないところに日光を遮ることに目を向けてみましょう。
庭に影を作る。一番簡単な方法は、植栽です。株本が日陰になります。
でも、植栽だらけにすると密になりすぎて植物にはよくありません。病害虫が発生する原因になってしまいます。
ではどうしたら?
おススメは土をマルチングするウッドチップなどの活用です。植栽と植栽の間の土が見えてるところにウッドチップを敷いてみてください。3~4㎝厚めに敷くのがポイントです。オシャレにも見えて一石二鳥ですよ。
とはいえ、ウッドチップをたくさん用意するのはそれなりに費用もかかります。なので、より広い面積に敷く場合は、100%腐葉土などを活用するのもおススメです。腐葉土には土壌改良も期待できます。
悪者役だけじゃない?雑草の利用価値
ただ駆除するだけじゃもったいない?普段目障りな雑草でもこんな使い方があるなんて。目からウロコの活用方法をご紹介♪
①スギナ
胞子で増えるシダ植物です。新芽は春の訪れを告げる「つくし」なんです。おしたしなどの食用に利用できることは知られていますね。そのほかにもお茶として利用できるのをご存じですか?
中国では薬草としても知られている植物なんですよ。
②ドクダミ
どくだみ茶として市販されているのをご存じの方も多いのではないでしょうか。利尿作用やデトックス効果があります。
ドクダミって名前の印象が悪いかもしれませんが、実は毒を鎮めるところから「ドクダミ」という名前になったというハナシもあります。殺菌効果から、うがい薬や入浴剤としても使用されます。実は花姿も案外かわいらしいですよ。品種改良されたものが園芸品として出回っているほどなんです。
それでも①と②にお困りの方に・・・減らしたい場合のコツをお教えします。
①も②も酸性よりの土壌を好んでよく生える特徴があります。お困りの方はぜひ、定期的に土に苦土石灰などを撒いてみましょう。ゼロにはできませんが、中性よりの土壌にするだけで勢いを抑えることができます。お困りの方はぜひ試してみてください。
③セイタカアワダチソウ
他の植物の生育を抑えるアレロパシーという物質を出すという特徴があります。ですが、黄色い花にはアトピーに効くハーブと言われています。秋の花粉症の原因となる、ブタクサに見た目が似ているため、花粉症に影響すると思われがちですが関係はありません。切り花としてうられているソリダコに似て、実は花は観賞用になりえます。
④タケニグサ
3~4カ月で2mほどに成長します。汁がかぶれたりすることがありやっかいな雑草とされていますが、実はイギリスでは、イングリッシュガーデンに重宝されている、こちらも観賞用に用いられているほどの植物なんです。
⑤ミント
ハーブ栽培の中でもミントの繁殖力の強さは有名で、庭に植える方も多いですが、その中でもよく「ミントテロ」なんて呼ばれるくらい、隣の植栽の生育に悪影響を与えるほど、雑草並みに繁殖して困っている方も多いミント。
でもその繁殖に負けないくらい利用効果が高い植物でもあります。殺菌、リラックス効果を利用して、有名なのはハーブティーで楽しむのはもちろん。日常の料理の飾りに利用したり、夏のお弁当に忍ばせれば殺菌効果が期待できます。
おススメは入浴剤として利用すること。大量消費になりますし、お風呂でリラックス効果も高まり一石二鳥ですよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「雑草ゼロ」を目指すより、SDGsなガーデニングを目指して。
ローメンテでご自身にあった雑草対策を目指しませんか。
この他にも当社には雑草対策のノウハウはまだまだあります。ご相談はGOOD2 GARDENまでお気軽にどうぞ。