多彩な開口バリエーションによる豊かな採風性が特徴。ガーデンルームが天井材や腰壁、照明などより豊富なアイテムが追加され大幅リニューアルされました。
大きな特徴の一つとして、室内との一体感を演出する腰壁に他にはないH1500の高さのものが用意されています。
こんにちは!GOOD2 GARDENです。
今回は、意外と知られていない「サンルーム」についてご紹介します。
知っていたら得をする、サンルームのメリット・デメリットについて。
あまり知られていないですが、実は上手く取り入れると嬉しいメリットがいっぱい!
あなたもこれを読んでおうちにサンルームがあったら・・・とイメージしてみてください。
きっと魅力的な空間が広がること間違いなし!です。
後半に商品比較もあるので、ぜひ参考にしてください。
それではいってみましょう♪
まず、
「屋根・壁面などをガラス張りにして、日光が多く入るようにした部屋。」
サンルームは文字通り日光をたくさん取り込めるように屋根や壁をガラス貼りにした部屋のことを言います。
外の風景が見える空間とリビングと繋げることで、開放感が演出されます。
ガーデンルームとどう違うの?
明確な違いはありません。しいて言えば、サンルームの中でも1階に限りドアや窓が解放出来て庭続きのような使い方が出来るとガーデンルームと呼ばれることが多いです。サンルームは日光を取り込んだスペースのことでドアや窓で庭続きになるとガーデンルームとも呼ばれる、ということでしょうか。
サンルームの魅力
サンルームの最大の魅力は日光。室内で日光を感じることができる、開放感にあふれたスペースです。窓から見える外の景色から四季の移り変わりや自然の一体感がありながら、屋内の洗濯スペースやくつろぎのスペースに活用できる点が最大の魅力です。また、リビングに続くように活用すればリビング全体が広くなりますし、採光性があがるのでお部屋全体が明るくなるのも大きな魅力の一つです。
楽しみ方自由自在
サンルームの活用方法はあなた次第。様々な楽しみ方があります。定番なのが、洗濯スペースとしての活用でしょうか。温室のように活用したり、愛犬とのスペースに活用する方もいらっしゃいます。またガーデンテーブルのセットを並べてお茶を飲むだけで、自宅でおしゃれなカフェ気分を味わえる空間にもなります。楽しみ方はあなた次第。
ご自宅にこんなサンルームがあったら・・・とイメージしてみてください。
もうひと部屋ほしい時に
サンルームはお庭やバルコニー、テラスにもう一部屋増えるような感覚で設置できます。実際に一部屋増築するとなるとかなり大がかりで費用も高額になりますが、それに比べるとサンルーム設置は安価です。増築するほどではないけどちょっとしたスペースが欲しい方や、空いてるスペースを有効利用したい方などはぜひ一度サンルームを設置することを検討されてはいかがでしょうか。
メリット
①一部屋増えるけど、増築よりも安い
お部屋の増築にはかなりな費用が発生しますが、それに比べるとサンルームは安く設置できます。部屋として快適に過ごすオプションも充実しているので増築の前に一度考慮してみてもいいのではないでしょうか。
②365日洗濯物が干せる
天候に左右されずにいつでも365日洗濯物を干せるというメリットがあります。このように活用している方も多いのではないでしょうか。花粉やPM2.5が気になる方にもおすすめできます。
③室内の温度管理にお役立ち
窓の外に大きな空間を作ることで断熱効果が高まります。室内の「冷房&暖房」の効き目を良くすることができるのをご存じですか。また冬でも日当たりのよい日中では、サンルーム室内の気温が上昇するので、暖房が必要ないことも。サンルームスペースとエアコンをうまく活用すれば、エコにも繋がります。
④温室ガーデニング
サンルームは太陽の光をたっぷり取り込める設計のため、温室としての利用が可能。観葉植物などを置いてる方も少なくありません。特に冬の間、外気の影響を受けやすい植物などをサンルームで管理することができるので、日本では越冬が難しい南国の植物でも温度管理のしやすいサンルームがあれば、愛でることができます。
他にも、愛犬のスペースにしたり、お子様の遊びスペースにしたりと、使い方は自由自在です。心地好さを優先させることが一番大切なメリットではないでしょうか。
デメリット
①夏は暑く、冬は寒い
よくも悪くも外気に影響される造りです。実際に設置された方の多くがデメリットに感じる部分です。温度管理は多少難しいですが前述したとおり、サンルームオプションの日よけや扉の開閉、エアコンの併用をうまく利用することでコントロールすることができます。
②掃除・メンテナンスが必要
サンルームはほぼガラス貼りのため、汚れが目立ちやすいという難点があります。また、外気にさらされる部分の劣化による部品交換であったり定期的なメンテナンスが必要となります。
③固定資産税がかかる
サンルームは「屋根があり3方向以上を壁やガラスで囲まれている建物」の増築に当たるので固定資産税の課税対象です。
設置した際に建物の変更登記を行う必要があり、床面積が追加された分の固定資産税が増額されます。
とは言え、サンルーム程度の広さの設備に課税される固定資産税の税額は、住宅にかかる固定資産税額よりは大分安く済みます。広さが6帖程度であれば、増額される年間の固定資産税額は約15,000円~20,000円程度でしょうか。
その他、通常の居住スペースに比べて気密性に欠ける、お天気が悪い日は暗くなったりする点もデメリットとして挙げられます。その為日常の居住スペースとして使用するのは難しいでしょう。
ですが近年では、各メーカーが断熱性能を高めたものであったり居住性を高めたサンルームがリリースされています。
次に、各メーカーのおススメ商品をご紹介していきましょう。
LIXIL
「ガーデンルームGF」
敷地条件やライフスタイルに合わせて仕様のセレクトが可能。オプションとの組み合わせで暮らしのお悩みも解決したら、あなただけのガーデンルームが実現します。
メーカー品としては珍しくネジ打ちできる部材など、DIYで加工しても良い部位が設けられており、自分用にカスタマイズができる商品です。
価格帯:592,300円~(デッキ仕様/600タイプ/テラスサッシ/本体価格)
メーカーHP→「LIXILガーデンGF」
「ジーマ」
夏は風通しのいいテラスとして冬は外気から守られたガーデンルームとして快適な軒空間が楽しめる高級感のあるタイプです。
屋根を外へ拡張しルームに軒下空間をつくる、内天井付きの軒ルーフタイプと光あふれる、透明なポリカーボネート屋根の採光ルーフタイプがあり、季節や用途に合わせて自由なスタイルでフルオープン、フルクローズ開閉できる折戸パネルを採用していて、細部にこだわった上質なデザインが特徴です。オプションで天井を木調のパネルにしたりなど、おしゃれ度がグンと上がります。
フルオープン・フルクローズで多彩な表情が楽しめる折戸パネル
折戸パネルは、フロートガラスを採用し、パネルのバタつきを防ぐ金具と、隙間を防ぐビート材を使用。雨風の影響を受けにくいよう細部にも工夫されていて、高級感があります。
価格帯:997,700円~(2間6尺/積雪600タイプ/標準納まり/本体価格)
メーカーHP→「LIXILジーマ」
三協アルミ
「ハピーナリラ」
多彩な開口バリエーションによる豊かな採風性が特徴。ガーデンルームが天井材や腰壁、照明などより豊富なアイテムが追加され大幅リニューアルされました。
大きな特徴の一つとして、室内との一体感を演出する腰壁に他にはないH1500の高さのものが用意されています。
外からの視線は完全にカットできるので、道路に面したお家でもしっかり目隠しできて、光も程よく取りこめるサンルームが実現します。
価格帯:1179,800円~(2間6尺/床仕様/セット価格)
メーカーHP→「三協アルミ ハピーナリラ」
「スマーレ」
基本はサイドには何もついていないシースルータイプですが、日光を、風を取り入れることができるテラスでオプションで囲いに変更することが可能。
大きな特徴として、サイドクローズ(囲い)タイプに設置できるルーバー引戸があります。
ルーバー引戸のポイントは施錠したままルーバー状態にして使用できる点です。住宅壁面を伝う風を、効率よく室内に採り入れることができます。
価格帯:894,000円~(2間6尺/土間使用/サイドクローズタイプ/基本)
メーカーHP→「三協アルミ スマーレ」
YKK AP
「ソラリア テラス囲い」
ソラリアシリーズはバリエーションの多様性とオプションの豊富な点が魅力です。どんな住宅タイプでもぴったり合わせて設置できます。
フレームが高級感のある木彫タイプと、コストパフォーマンスに優れたアルミタイプの2つのグレードが選べます。
風を取込み、風の流れをつくる「エアールーバー」
「エアールーバー」が風の入口と出口となり、風が循環します。それによって窓を閉めた状態でも洗濯物の乾きが早くなります。
風は通しても雨水が入りにくいルーバー形状になっています。また、風通しが良くなるため、結露の発生を抑えます。
価格帯:644,200円~(2間6尺/床納まり/関東間/フラット型/ノーマルタイプ)
メーカーHP→「YKK AP ソラリア」
いかがでしょうか。
お好みのサンルームが見つかりましたか?
サンルームの種類を決めた後に忘れてはいけないのが、オプションの追加にかかる料金と、施工費用です。
サンルームは、本体価格を支払って終わりではありません。
本体の大きさ、タイプ、窓、色等を決めたら、その後に必要なオプションを一つずつ決めていきます。
(オプション費用が思った以上に高くて、予算を超えてしまったという方も多くおられるので、お気をつけてくださいね。)
そして最後にかかるのが施工費用。
施工費用は、その施工を行う会社(業者)と、サンルームを設置するお客様の敷地環境によって大きく変わってきます。
設置場所に土間などを打たなければいけない場合は、施工費が高くなります。
逆にほとんど手を入れずその上にサンルームを設置できるとなると、施工費用も比較的安価で済むというわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
サンルームのメリット・デメリットをしっかりご紹介し、各メーカーの商品比較をご案内させていただきました。
ご検討中の皆様のお役に立てれば幸いです。エクステリアの中でもサンルームは高価になりますので、設置した後に後悔しないよう、ご家族みなさまでしっかりとご検討していただければと思います。
ぜひあなたとご家族に合ったサンルームを選び、最高に心地よいサンルームライフをお楽しみください。
GOOD2 GARDENでは、神戸を中心とした関西圏(兵庫・大阪・京都・奈良)で造園業・エクステリア工事を行っています。
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