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雨水タンクを上手に導入しよう!メリット・デメリットをご紹介
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
早くも梅雨の季節に突入した関西ですが、いかがお過ごしでしょうか。
まさに今の時期にお役立ちのアイテムをご紹介します♪
みなさん、「雨水タンク」をご存じでしょうか。
今回は、雨水タンクのメリット・デメリットをご紹介していきます。地域によっては助成金もあったりします。
ぜひ、こちらの情報をお役立てください♪
それではいってみましょう。
雨水タンクとは?
雨水タンクとは、雨水を貯める容器のことです。屋根に降った雨水を雨どいを通じてタンクに集め、タンクの下部に付いている水栓から、タンク内の水を使用します。
貯めた雨水は、トイレの流し水やガーデニングの水やり・夏の打ち水などさまざまな用途に使えて水道代の節約にもなります。
住宅に設置する場合容量は、50~500リットル程度が主流でしょうか。なかには1000リットルを超える大型の製品もあります。
©UNISON Co.
雨水タンク設置のメリット
最大のメリットは節水
タンクに貯めた雨水は、ガーデニングや洗車、お家周りの掃除として使うなど広く使用できます。
植物への水やりに使う点でガーデニングを趣味としている人にオススメといえます。
災害対策として
タンクの水は災害時にも役立ちます。水のライフラインが止まってしまった場合に使用することができるので備えておくと安心です。
水害の防止策
アスファルト舗装をされた道路の多い都市では、集中豪雨があると思わぬ水害を招くことがあります。雨水タンクの普及率が上がれば大雨による河川の増水被害を抑える効果が見込まれるので地域によっては設置に助成金制度を設けてる自治体もあります。
雨水タンクのデメリット
飲み水としての使用はできない
タンク内の水は基本的には飲み水として使うことが出来ません。降雨の際のチリや汚れが含まれるので飲用以外での使用に限られます。
設置費用がかかる
多くの方が、節水するために設置を考えると思いますが、本体費用と設置費用が発生しますので、すぐに節約には結びつかない点があげられます。しかし設置したことによってエコ意識が高まるのは間違いないでしょう。今広がりをみせる「SDGs」の考えにも通じますので、将来的に節約と普及率があがってSDGs実現に一役かったら素敵ですね。
地域によっては助成金がでることも
先に述べたように、雨水タンクの普及は災害時に役立ったり、集中豪雨時の河川への流出をわずかでも抑える効果があるという点から、全国でも多くの自治体で雨水タンクの助成金制度を設けています。お住まいの地域に雨水タンク設置の助成金があるかどうか、ご購入を検討される前に把握しておくことをおすすめします。助成金制度の内容についても各自治体で違うようです。設置するタンクの数・容量・素材など、助成金制度の内容をしっかり確認しましょう。
当社のある兵庫県下では、令和3年5月現在、芦屋市・尼崎市・赤穂市・伊丹市・姫路市・太子町などで助成金制度があるようです。
おすすめの雨水タンクは?
ただ、雨水を貯めるだけなら雨どいの下にバケツひとつおいておけばいいのでは?と思った方。貯めた雨水はどのように利用しますか?継続して利用することを考えた場合、ふたがないとゴミが混入したりボウフラがわいてきたりと衛生面で心配です。また、太陽光が直接当たると藻が発生しますので、その点からも密閉性のある専用の容器にためることが求められます。
これらの点から、雨水タンクはしっかりしたメーカーのものを選ぶことをおすすめします。
GOOD2 GARDENがおススメするのはこちらの2つのメーカーより、
UNISON
ニーズに合わせた容量で2種類取り揃えています。
『レインストッカー110L』
小型で取り扱いやすいタイプです。
ガーデンシーンに合わせたご自宅にある架台と組み合わせて、使うことができます。
材質:[本体]ポリエチレン、[蛇口]青銅鋳物
サイズ:幅650×高さ605×奥行400mm
重量:5.8㎏(満水時約120㎏)
タンク容量:110L(有効容量100L)
付属品:ホース、ホースバンド雨水流入口キャップ
『アクアタワー レインストッカー200L』
低重心設計で、安定感のある大型タイプ
縦型スリムで場所をとらずコンパクトに設置が可能です。
材質:[本体]ポリエチレン、[蛇口]青銅鋳物
サイズ:幅550×高さ1530×奥行500mm
重量:12.6㎏(満水時約220㎏)
タンク容量:200L
※有効容量はドレンと蛇口取り付け位置を変えることにより変更可能です。上蛇口:150L、下蛇口:200L
付属品:ホース、ホースバンド、チェーン、フック、ビス
©UNISON Co.
グローベン
グローベンの特徴は、あえて蛇口の下に水を残すつくりで、強風時などの転倒防止設計な点です。残った水はドレン(タンク排水口)から抜くこともできます。
雨どいの種類に対応可能なレイントリマーも2種類あります。フィルターによって雨水のゴミ等がタンクに入るのを防ぐ設計です。
©GLOBEN
『イングリッシュタンク』
原材料にリサイクル材を使用しています。タンクを連結して簡単に接続できます。
材質:再生樹脂
サイズ:H970×φ550
重量:約10㎏(満水時約237㎏)
タンク容量:227L
色:イングリッシュグリーン
付属品:レイントラップ、ホース800mm
『ロッキータンク』
荒く切り出した岩石を積み上げたようなイメージを再現していて、お庭の外観にマッチするよう作られています。
©GLOBEN
材質:高密度ポリエチレン
サイズ:H1010×W1210×D420
重量:約40㎏(満水時約440㎏)
タンク容量:約400L(有効使用水量約270L)
色:ライトベージュ
付属品:レイントリマー、ホース800mm
まとめ
いかがでしょうか。
ガーデニングがお好きな方や、エコロジーに関心のある方にぜひおすすめです。
緊急時に備えたり、防災につながる点も見逃せない利点ですね。
ご紹介したポイントを押さえてご家庭に雨水タンクを上手に導入してみませんか。
GOOD2 GARDENでは、神戸を中心とした関西圏(兵庫・大阪・京都・奈良)で造園業・エクステリア工事を行っています。
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