お庭づくりの豆知識や、日々のこと
ビワの実がつかない!去年はたくさんなったのにどうして?
ースタッフが現場でお客様からいただいた質問をお答え致しますー
『ビワの実がつかない!去年はたくさんなったのにどうして?』
先日、現場にてお客様から今年のビワの木に実がつかない。昨年はいっぱいついたのにどうして?とご質問を受けました。
ビワの木に実がなるまでは7、8年くらいかかります。実が付くようになっても年によって実の出来、不出来があるのはなぜでしょうか。考えられる原因は、
■寒さにあたった
ビワには耐寒性があり、-3℃くらいまでは耐えることができますが、枝先につく花芽はそこまでの耐寒性はなく、冷害を受けて傷んでしまいます。冬の寒さが厳しい場合は、ビワの木に風が当たらないよう風除けをするとよいですよ。
■剪定時期を間違った
ビワは11~12月に枝先に花を咲かせ、花の後に実をつけるサイクルです。そのため、剪定の時期や場所を誤ると、花芽や花ごと切り落としてしまうことになりますので注意です。ビワの剪定は花芽の形成が終わった8月中旬~9月上旬頃が適期となります。
■剪定箇所を間違った
強剪定によって枝を間引きしすぎると、木がショック状態に陥り実が付かなくなったり、直射日光が主幹に当たり幹焼けを起こすことも。
■剪定や整枝を行っていない
ビワの木をそのまま放置しすぎていても実が付きにくくなります。原因は全ての枝葉に日の光が当たらないことと、養分が全ての枝に巡らないことによります。日の光が全てに当たるように枝を切ったり、高く伸びすぎないように整枝をしてあげる必要があります。
ビワの木に実をつかせるためには、剪定の仕方を間違えないように注意して維持することが大切ですね。お悩みの場合はいつでもご相談ください!
ーこのように、気になるご質問がございましたら当社までお気軽にお問い合わせください♪ー