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芝生に雑草が生えてきた。どうしたらいいですか?
ースタッフが現場でお客様からいただいた質問をお答え致しますー
『芝生に雑草が生えてきた。どうしたらいいですか?』
芝生の景観を守るためには、定期的な雑草対策が必要です。ですが抜いても抜いても生えてくる雑草はやっかいなものです。
芝生雑草の効果的な対策をお応えします。
■芝生を密に保つ
芝生の雑草予防としてまずおすすめするのが、芝生を密にすることです。密集した芝生には新たな雑草の種子の侵入を防ぐ効果があります。景観も美しく保ち、一番の雑草予防といえます。では、どうしたら芝生を密に保つのでしょうか。答えは、定期的な芝刈りと散水にあります。定期的な芝刈りで芝の根本までよく日光をあててあげれば元気に育ちます。
■雑草を見つけたらなるべく早めに抜く
雑草は景観を悪くするばかりでなく芝生の成長を妨げてしまいます。基本的に見つけたらすぐ抜きましょう。雑草は成長が早いため、どんどん増えていってしまいます。とはいえ、草引きは重労働です。コツとしては、土が乾いて固いと雑草を抜くのに大変力を使います。雨が降った翌日や散水後数時間立った後などに処理するなど、土が湿ってやわらかくなっているときであれば、乾いているときより楽に抜くことができますよ。
■芝生でも使える除草剤を使う
除草剤を使ったら芝生も枯れてしまうのでは?そんなことはありません。芝生に使える除草剤もあるんです。こちらを上手に活用ましょう。雑草には、タネが飛来して繁殖するものと、地中の根が張り巡らされて広がるものとにタイプが分かれます。
タネで繁殖する雑草には、タネを付けさせないように見つけたらすぐ引き抜くことをおすすめします。
・・・ヒメシバ・オオバコ・ドクダミなど
地中に根を張りめぐらすタイプには、芝生専用の除草剤が効果的です。
・・・スギナ・オオバコ・クローバーなど
■除草剤の注意点
除草剤の役割としては、植物に染み込み光合成を阻害したり成長ホルモンを止めたりして植物を枯らすことで生えないようにしています。土壌全体の植物を枯らすものと特定の植物を狙って枯らすことができるものがありますので、芝生に使用する場合は必ず専用のもので特定の植物に効くものをしっかり確認して選びましょう。除草剤を間違ってしまうと取り返しがつかなくなることもあります。使う前にしっかり表示と用途を確認してから使ってくださいね!
ーこのように、気になるご質問がございましたら当社までお気軽にお問い合わせください♪ー