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ハイビスカスは葉をすべて落としてしまうと、その枝からは新しい葉が生えませんか?
ースタッフが現場でお客様からいただいた質問をお答え致しますー
『ハイビスカスは葉をすべて落としてしまうと、その枝からは新しい葉が生えませんか?』
これから梅雨が明けるとハイビスカスの開花シーズンですね。
先日、現場のお客様からお庭のハイビスカスについてお困りとのことでご相談を受けました。
「大切に育てていたハイビスカスの葉がすべて落ちて茎だけになってしまった。このままで新しい葉は生えますか、復活しますか?」というものです。
■茎が緑色なら復活のチャンス
ズバリ、葉がすべて落ちてしまっても茎が生きていれば復活する可能性があります。
生きているかを判断するには、一番太い茎の上部を擦ったり、少しカットして内部を観察してください。
中が緑色をしていたら、茎は生きています。ボロボロして茶色であれば枯れています。その場合はもう少し下の部分をカットしてみましょう。緑色の部分を見つけることができたら、そこから下の根までは生きています。
枯れている部分はカットして鉢植えの場合は、植え替えを試してみてください。
鉢植えのハイビスカスの枯れる原因の多くに根詰まりが考えられます。新しい鉢と土を用意して植え替え、最初のうちは水やりだけで様子をみてください。
この時期の肥料や活性剤の使用は株を傷める可能性があるので避けます。
しばらくすると新しい葉がついてきますよ。
■ハイビスカスの葉が落ちる主な原因
置き場所:ハイビスカスは日当たりが好きだけど、暑さが苦手な夏の植物です。鉢植えで育てている場合は、アスファルトの照り返しなどで株が弱くなってしまうことがあります。鉢を地面から離し、すのこや棚の上に置いて管理しましょう。
水やり:生育期の水やりはたっぷりと。真夏の日中に水やりをすると葉にかかった水滴がレンズ効果をもたらし葉焼けする可能性や、地中にしみた水が高温になりがちで株によくありません。真夏の水やりは朝・夕にすることをおすすめします。
肥料不足:肥料を好むハイビスカスが肥料切れでスタミナ不足になっているかもしれません。もし、開花期の5~10月の間で肥料が不足してるな、と思ったら緩効性の固形肥料を施しましょう。
ちなみにハイビスカスの越冬には葉はできるだけ落とさずに越すのが翌年の花つきを良くするポイントです♪
ぜひお試しください。
ーこのように、気になるご質問がございましたら当社までお気軽にお問い合わせください♪ー