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松の剪定は何月頃にやるのが良いですか?
ースタッフが現場でお客様からいただいた質問をお答え致しますー
『松の剪定は何月頃にやるのが良いですか?』
美しく整えられた松の樹形はとても魅力的です。しかし、美しい樹形を保つためにはその分手間がかかるものです。今回は、松の剪定時期や手入れの方法についてお答えします。
剪定の時期は主に年2回
■10~1月上旬頃に透かし剪定ともみあげ(葉むしり)
枝を切りながら、葉は手でむしり取って整えます。気温が低いと枝が傷んでしまいますので、冬までにすませておきます。
透かし剪定
枝の数を減らし、幹への日当たりをよくするための剪定です。マツケムシなどの害虫を抑制する効果もあります。
もみあげ(葉むしり)
夏に伸びた枝を減らし、古い葉っぱを手でむしり取る、松特有の剪定です。古い葉や余計な葉を取り除き、枝に日が当たるようにして、生育を促します。枝の先端の芽から生えている葉っぱを、1/2~1/3ほどまで減らすことと、芽の下から生えている葉っぱはすべて取り除く剪定をします。
■4~6月初旬に緑芽摘み
芽が伸びる方向を決めて、秋の剪定のもみあげを楽にするために春に緑芽摘みという剪定をします。
時間のない方は、省いても可。枝を見て、黄色い新芽を根元から手で折ります。芽が1本だけの場合は根元から2~3cmほど残して枝を折ります。その他、 茶色く粒状の花芽はすべて取り除く剪定です。
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