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ハナミズキの花が咲きません。どうして?
ースタッフが現場でお客様からいただいた質問をお答え致しますー
『ハナミズキの花が咲きません。どうして?』
お客様から、今年ハナミズキの花が咲かなかった。どうしてでしょう?とご相談をいただきました。
ハナミズキの花が咲かない原因は、さまざまな原因が考えられます。ハナミズキの性質が大きく関わっている場合がありますので、ひとつづつ解説していきます。
原因1.若い木のうちは花をつけない
ハナミズキは根つくまではなかなか花をつけません。しっかりと根つくのは3年程かかるといわれています。
植物が花を咲かせるためには地中から十分な栄養を必要とします。ある程度大きく成長してしっかり根ついてから花をつけますので、購入してきたものを植えてもすぐ花がつかないことが多いです。
原因2.昨年 満開に咲いた
生育の環境にもよりますが、ハナミズキには隔年開花という性質を持ったものがあります。隔年開花とは、一年おきに花を咲かせる性質のことで、ハナミズキの場合は、生長するためのエネルギーを残しておくために、隔年開花になる場合があります。
それを避けるためには、開花時期の花の量を調整することで、抑えることができます。
原因その3.肥料不足
ハナミズキが花を咲かせるためには地中からたくさんの栄養を必要とします。土の栄養分が不足していると開花に必要な栄養が足りなくて花をつけない場合があります。
原因その4.日照不足
ハナミズキは日当たりを好みますので、日照不足だと花芽が育ちません。花が咲かなくてお困りの場合は、一度植えてる場所の日照時間を確認してみてください。
原因5.花芽を剪定してしまった
ハナミズキの花芽は6月ごろに分化します。基本的に剪定の必要ない植物ですが、大きさを調整するためなどで花芽が出来た後に花芽がついた枝を剪定すると、花が咲くことはありません。
ですので、ハナミズキの剪定は花芽ができる前、落葉したあとにおこなうのをおすすめします。
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