お庭づくりの豆知識や、日々のこと
秋の病害虫が出る前に!夏に伸びきったお庭をスッキリしましょう♪剪定するなら今!がおススメ
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
夏は植物の成長期です。お庭の植物がいつのまにかこんもり葉が生い茂っていたり、大きく成長していたり、伸びきった枝が見られたりしませんか。
しかし!
そのままこんもり伸びきった枝葉を放っておいたまま、秋を迎えることはおススメしません!
なぜなら、秋は「病害虫」の季節がやってくるから!です。(;’∀’)ヒー
今回は、秋の病害虫対策として剪定をするなら今!がおススメの理由を解説させていただきます。
それではいってみましょう♪
秋は病害虫の季節
植物が芽吹く春の時期に、毛虫など害虫が大量発生するのはよく知られています。
実は害虫の中には秋にも大量発生するものがあります。早めに対策をとらないと、気が付いたらお庭に毛虫がたくさんいた、なんてことがないように、秋に気を付けたい植物の病気とあわせてご紹介します。
- アオムシ
モンシロチョウの幼虫で主にアブラナ科の葉が食害され、生育不良に陥ります。アオムシの体が大きく成長し、増えると葉を食べつくされることもあります。 - ヨトウムシ
ヨトウムシは幼虫が野菜や草花など広範囲の植物に寄生し、いたるところを食害し、葉裏をかすり状に、さらには網目状にします。一度幼虫が多発すると、植物は丸坊主にされることもしばしばです。 - ネキリムシ
芽生えて間もない苗の茎を地際で食いちぎるためにネキリムシと呼ばれています。幼虫は、昼間は土中に潜り込んでいるので、被害を見つけたら周辺を数cmほど掘り返して探し駆除します。 - アブラムシ
- 春と秋に活発に活動し、種類を選ばず多くの植物に寄生して葉や新芽、蕾、花など柔らかい部分に群がります。
- アブラムシが出す甘露で植物がベタベタになり、カビが発生したり病気の原因になります。天敵はテントウムシ
- ナメクジ
春から秋にかけて、多湿で長雨が続いたり、露が降りる時期に発生します。秋野菜などのやわらかい葉や新芽が食害を受け、生育不良になります。 - チャドクガ
毒を持っている毛虫で要注意です。蛾の幼虫で樹木などの一部の葉に集団で発生し、食害されます。大量発生すると広い範囲の葉を食害し、樹木などが丸坊主になります。チャドクガの幼虫を見つけたら、直接触れることのないように気を付けて駆除します。 - ムカデ
ムカデの発生は春と秋の年2回です。9月に入って夜の気温が少しづつ下がると、ムカデが活動を始めます。特に秋はムカデの交尾シーズンで対策が必要です。 - うどん粉病
秋に多く、雨の日と晴れの日が交互に繰り返されると発生が多くなります。葉がうっすらとした白いカビの斑点でおおわれて、進行すると白い斑点が葉の全面に広がり、白いうどん粉をかけたようになります。やがて黄色くなったり縮れたりして枯れることもあります。 - 黒星病
春と秋に雨が多いと多発しやすくなり、バラやバラ科の植物に発生します。葉や果実に黒色の小さな斑点ができます。進行するとバラは落葉して枝だけになったり、花も貧弱になります。バラ科の果樹では落葉して果実が貧弱になり、食べられなくなる場合もあります。 - さび病
葉裏に黄白色の斑点ができて、拡大してしまうといびつな斑点になる。進行して多数生じると、全体に広がり葉や茎などの形がゆがんだりして枯れることもある。 - べと病
春と秋に発生し、曇天や雨が続いて湿度が高くなると多発しやすくなります。特に野菜に多い病気で、主に葉に発生します。葉表に淡黄色の斑点ができ、やがて黄褐色になります。進行すると、黄化した部分が枯れて、生育が悪くなります。この病気は、斑点ができた葉の裏側に、白色系のカビが密生するのが特徴です。 - 灰色カビ病
秋から初冬にかけての時期で、雨が多いと多く発生します。花、葉、果実などに、水がしみたような淡褐色の病斑ができる。進行すると枯れて腐敗して、灰色のカビで覆われます。植物が込み合って、風通しが悪いと周辺に広がってしまうので見つけたらすぐ切除します。
秋がくる前にお庭をスッキリ
夏の間にお庭の枝や葉がどんどん成長していって、気が付いたら植物同士が込み合っていたり、日当たりや風通しが悪くなっていませんか。この夏の旺盛期でお庭全体の日当たりと風通しが悪くなると、害虫の温床にもなりやすくなってしまいうということなんです。ですので、日当たりと風通しをよくし、樹木の健康を保ち、害虫の発生を防いだりするためにも秋がやってくる前の今!この時期に剪定することはとてもおすすめなんです。この時期の剪定は、育ちすぎた枝や葉を整える、メンテナンスを行うような剪定といえます。
また、秋に花を咲かせる樹木にとってはこの時期の剪定は春剪定のように成長を促したりするような目的で行います。秋に花を咲かせる樹木の剪定は春のそれよりデリケートで、剪定を1日遅らすと、開花が3~5日遅れてしまうとも言われています。秋に花を咲かせる樹木の剪定の際は慎重に対応しましょう。お庭の剪定をする時に、秋に花が咲くものは、その他のメンテナンス剪定とは別に行うほうがいいかもしれません。
でもこんなのは手間で自分でするのが難しい、と感じた場合はプロの剪定業者に依頼するのもひとつの方法です。
すでにチャドクガなどの害虫が発生してしまってる場合の剪定は危険が伴います。そんなときは迷わずプロの剪定業者に頼むことをおすすめします。
秋は剪定が込み合う時期
もし、お庭をプロの剪定業者へ依頼しようと考えていらっしゃる方へ。
秋は剪定の依頼が殺到するシーズンだ、ということはご存じでしょうか。
たとえば、よく目にする、お庭にキンモクセイがあるお庭の場合は、キンモクセイの開花シーズンは9月中旬から10月にかけて。花が終わってからそれまでの夏の間に茂った枝葉とあわせてお庭をスッキリさせたいと考える方が多く、剪定依頼が集中するんです。
特に10月・11月・12月は 剪定が込み合う時期で明日にでもすぐ来てほしくって依頼したとしても、日程の調整をしたら数日後、なんて場合もありえます。
プロの剪定業者目線でいいますと、実は!本格的な秋に入る前の今がメンテナンス剪定のおすすめ時期といえます。秋の病害虫対策を考えても、今の時期の剪定にはメリットがあります。
まとめ
実は秋ってけっこう、病害虫が活躍する季節なんだ、ということをご紹介しました。
もしもこれからお庭の剪定をプロの剪定業者に依頼しようと考えていらっしゃる方にはぜひ今、この時期の剪定をプロ目線でおすすめ致します。
以上、剪定業者的、今でしょ!講座、でしたww
GOOD2 GARDENでは、神戸を中心に関西周辺の剪定を承っています。
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