お庭づくりの豆知識や、日々のこと
この秋冬にトライ!秋植え球根の水耕栽培でお家時間をおしゃれに楽しみませんか♪
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
近所の園芸店やホームセンターの園芸コーナーでも秋植え球根が出回る時期です。
秋植え球根をお庭に植えるのも楽しみの一つですね。
( 秋植え球根が気になる方はこちらもチェック
→ 『 春の自分へ贈り物しませんか♪~秋植え球根のススメ~ 』 )
今回は一味ちがう、楽しみ方のご紹介。
秋植え球根を水耕栽培してみませんか。
スタートはちょうど今頃から。お家の中で栽培するので、寒い時期に戸外でお手入れする必要はありません。
そして、庭に植えた球根ですと、春先の芽が出るまで何ら変化がありませんが、水耕栽培の場合は、成長の様子を目でみて楽しむことができます。
この秋冬は、秋植え球根の水耕栽培で、これからの季節のお家時間に彩りと育てる楽しみを味わいませんか。
栽培の方法とおススメの球根を3つご紹介します♪
それではいってみましょう!
- 室内で楽しめる水耕栽培
- 水耕栽培おススメの球根4選
- まとめ
1. 室内で楽しめる水耕栽培
秋植え球根の水耕栽培は、今の時期にピッタリな秋植え球根を水栽培で育てることです。
水栽培ともいいます。球根でなくて野菜の端材やアボカドの種を使えば、今話題の「リボベジ」になります。
アボカドのリボベジ
必要なものは花瓶やグラスのような水を受ける透明な容器と水だけというシンプルなもので手軽に始めやすく、土を使わないので衛生的。
透明なガラス容器の中に球根から根や葉が伸びる様は、毎日の楽しみになりますよ。
花瓶がなくてもジャムの空き瓶のようなものでも大丈夫という手軽さも魅力的ですね。
水耕栽培の方法
1.準備
- お好みの球根
- 水を受ける容器:透明で口が球根より一回り小さいものがおススメ
園芸店やホームセンターでまずお好みの球根を購入する際に気を付けることがあります。球根自体にカビが生えていないか、手に持ってみて中身がしっかりしているものかどうかを確認の上、購入しましょう。
準備する容器も、初心者向けには、透明のガラスで口が球根より一回り小さいものが栽培しやすくておススメです。それ以外、口が広くても、下に砂利石を敷いたり、瓶などの口に球根サイズが合わない場合は針金で固定したりなどして対応できますので、要はお気に入りの容器で大丈夫、ということ。
2.球根を冷蔵庫で寝かせる(←POINT!)
購入した球根はまず、封筒や紙にくるんで冷蔵庫に入れましょう。そして2カ月ほど冷蔵庫で寝かせてください。こちらは水耕栽培の大事なポイントになります。
冷蔵庫で一定期間寝かせることにより、冬のような環境下に置いてることになります。春に花をつける秋植え球根は、冬の間にやがてくる春に備えて花芽を準備する性質があります。冷蔵庫にいれることにより、花芽をつける準備を促すのです。
3.球根を容器にセット
一定期間冷やした球根を、水耕栽培用の容器にセットしましょう。初心者向けには、透明のガラス製で口が球根より一回り小さいものが向いてます。そのほかに空いたジャム瓶だったりペットボトルでも代用できます。
水の量は、セットした球根が下部数ミリ浸かるくらいが目安です。球根についてる皮は、水に触れるとふやけてカビる可能性がありますので、簡単に剥ける場合は取り除いたほうがよいでしょう。
容器に球根をセットしたら最初の1カ月ほどは、寒くて暗い場所に置いてください。室内の場合、暖かいリビングは避けて、暖房の当たらない暗い場所がベストです。
4.水換え
球根の水につけた部分から根が伸びてきますので、根の生長に合わせて、容器の水の量を変えていきます。根っこ全体が水に漬かったままだと窒息してしまいますので、根の先が水に触れるくらいの水位に調整して管理しましょう。水換えは1週間に1度くらいの頻度で取り替えます。その際は毎回新鮮な水と入れ替えるのをお忘れなく。
5.芽が伸びてきたら
1カ月ほどお世話すると、根が成長して、球根のてっぺんから芽が伸びてきます。そうなれば、置き場所を寒くて暗い場所から、光の当たる暖かい室内へ移動しましょう。寒いところから暖かいところへの移動が球根に春を感じさせる作業になります。室内でも直射日光ではなく、カーテン越しの日当たりが望ましいです。
ここからは花芽の成長期にあたるので、水の減り具合も大きいです。こまめに管理して開花まで楽しみましょう。
2. 水耕栽培おススメの球根4選
ヒヤシンス
はじめて水栽培に挑戦するなら、初心者にも育てやすい「ヒヤシンス」がおすすめです。栽培が比較的簡単で、開花すれば、10センチほどにもなるボリューム感のある花穂が魅力です。花は甘い芳香を持っているので、開花時は毎日の癒しになること間違いなしですよ。開花をより長く楽しむためには花がらはこまめに取りましょう。
そして、もっと簡単に楽しむ方法があります。それは園芸店で売っている、すでに花芽がでている土のポット株を使うこと。土付きの球根を水の中でやさしく洗い、土をしっかり落としたものを水耕栽培にセットします。あとのお世話は同様で大丈夫です。この方法だと、球根に冬を与える事前の作業がいらないので、初心者でも気軽に楽しめます。
ムスカリ
和名を「ブドウヒヤシンス」とよび、ヒヤシンスと同様に水耕栽培が比較的簡単です。。ムスクのような香りをもち、小さな房のような花が愛らしいです。
水仙
春を告げる花として、親しまれている水仙は、茎がまっすぐのびて凛とした姿に魅力があります。こちらも開花するととてもよい香りがします。水仙の水耕栽培の場合は、複数の球根をひとつの容器で育てるほうがボリューム感がでるので、おススメですよ。
チューリップ
上記に紹介した球根と比べると少し難易度が高いといわれているチューリップの水耕栽培。いくつかコツをつかんで上手に栽培すれば、リビングにチューリップが咲きほこりますよ。
- できれば短性のミニチューリップの球根を使用しましょう。
- 球根の薄皮はなるべく取り除きカビ対策をしましょう。
- 水換えはこまめに
基本を押さえれば、そんなに難しくありませんね。
3.まとめ
いかがでしょうか。
今年は秋植え球根を使って水耕栽培にチャレンジしてみては。毎日の成長を見守ることは、日々の癒しにもなりそうですね。
お外のガーデニングが寒い冬の間でも、お家時間を楽しく、彩りのあるものにすることができる水耕栽培。
必要なものは容器と水だけ。お好きな球根で手軽にはじめられるのが魅力的です。
それでは素敵なガーデンライフを♪