お庭づくりの豆知識や、日々のこと
かっこいい!「ジャンクガーデン」の作り方
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
今回は、近年のお庭づくりで人気のスタイル、かっこいい「ジャンクガーデン」の作り方をご紹介します♪
- ジャンクガーデンとは
- かっこいいジャンクガーデンの作り方とポイント4つ
- 魅力的なジャンクアイテム
- ジャンクをDIYする方法
- まとめ
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「 理想の庭を作りたい!『 初心者さん必見!基本のガーデンスタイルを押さえとこう♪ 』 」
1. ジャンクガーデンとは
はっきりとした決まりはありませんが、ここ数年で人気が定着したガーデンスタイルのひとつです。ジャンクガーデンの「ジャンク」とは、ガラクタという意味で、お好みの雑多なツールやアイテムを集めて無造作に配置したさりげないおしゃれが魅力のガーデンスタイルです。配置したツールの自然の風化や劣化をあえてそのまま利用し、時間の経過を楽しむ庭とも言えます。
とにかく、ジャンクな要素をプラスしてつくるガーデニングスタイルなので、ガーデニング初心者でも取り入れやすく、かつおしゃれな雰囲気を楽しめるとあって人気があるガーデンスタイルです。
2. かっこいいジャンクガーデンの作り方とポイント4つ
ジャンク + 植物 = ジャンクガーデン
実はジャンクガーデンには決まった手法はありません。味のあるジャンクなツール・雑貨とグリーンをバランスよく配置すれば立派なジャンクガーデンの完成です。お好みの植物のお隣にアンティークな雑貨を置いたら完成するので、その手軽さが特徴なのと配置する雑貨には自分の好みが反映しやすく、オリジナルな空間を手軽に作れるとあってガーデニングにインテリア要素が加わり、幅広く人気なガーデンスタイルとなりました。
では、かっこいいジャンクガーデンにするにはどうすればいいの?
1. フォーカルポイントを作る
フォーカルポイント、日本語でいうと「焦点」という意味ですが、お庭の一番目を引くポイントを作る、ということです。例えばベンチや椅子を配置してみたり、アンティークの車輪や自転車、または、ペイントした板など。一番お気に入りの雑貨をグリーンと飾ってフォーカルポイントを設けるとメリハリのある演出ができます。フォーカルポイントを中心に周りの雑貨と植物を配置するとイメージが付きやすくなるのでおススメです。
2. つる性植物を有効活用
ジャンクガーデンでは、作り込みすぎない雑多なイメージを意識するとかっこよくしあがります。そんな雰囲気にピッタリなのがつる性植物です。アンティークの雑貨に絡みつく様子は自然なジャンクガーデン「らしさ」が強調され、自然に放置されたような作り込みすぎない雰囲気を醸し出します。
3. 多肉植物との相性◎
ジャンクな雑貨と相性のよい多肉植物は、ジャンクガーデンでも多くの方が取り入れています。特にリメイク缶を器に多肉植物を植えるスタイルは定番といえます。リメイク缶も自作できるので、より自分好みのオリジナルスタイルができることと、ガーデニングにとどまらず、DIYの楽しみも広がります。
4. 遊び心を持って
ジャンクガーデンはガラクタを寄せ集めたような雑多な雰囲気が大事なポイントです。たとえばガーデニングと全然関係ないキッチンツールなどが並んでいたり、同じ小物がいくつも積み上がっていたり、物が多すぎるようにコーディネートしていくと、ジャンクガーデンらしさがでます。
ジャンクガーデンに決まりごとはありません。ご自身の好みを活かして自由にコーディネートしましょう。
次に、相性のいいジャンクな雑貨と植物の組み合わせの一例をご紹介します。
3. 魅力的なジャンクアイテム
ジャンクガーデンに必要なヴィンテージな雰囲気をもつツール・アイテムはたくさんあります。なにせジャンク=ガラクタですから、お家のなかを見回して出てくる不用品でも、ジャンクガーデンにとっては素敵なアイテムになるものもたくさんあります。
リメイク缶
ジャンクガーデンといえば、リメイク缶をつかう方が多いでしょう。空き缶自体は、日々の生活ででてくるまさに不用品ですね。でもそれを好みにペイントしたり、シールを貼ったりデコパージュしたりリメイク加工すれば味のあるポットに変身します。リメイク缶作りを楽しむ方も増えています。
ブリキ雑貨
どこか懐かしい雰囲気をもつブリキ製の雑貨はどれもヴィンテージな雰囲気をもち、ジャンクガーデンによく似合うアイテムです。園芸店のガーデンコーナーにいくと、様々はブリキ雑貨が並んでいます。
人気なものではじょうろ、バケツなど多く見かけます。個性をだせるブリキ製のガーデンプレートなどもとても人気です。
かご・バスケット・木箱
籐のかごやワイヤーバスケット、木箱などはジャンクガーデンだけでなく、寄せ植えアイテムとしても人気があります。昔からあるナチュラルなアイテムのもつ雰囲気がジャンクガーデンにピッタリあいます。
木工ファニチャー
木製のファニチャー(家具)もグリーンとの相性がよく、ベンチや椅子、はしごや車輪などをフォーカルポイントに配置するアイテムとしておすすめです。野ざらしの木製ファニチャーが自然と劣化していく姿もジャンクガーデンの雰囲気によく合います。
4. ジャンクをDIYする方法
1.リメイク缶の作り方
おうちにある、空き缶でジャンクガーデンにぴったりのリメイク缶をDIYしてみましょう。空き缶はどんなタイプでも大丈夫。作業中は、缶のふちで指を切ったり、ペイントで手が汚れないように、手袋等をご準備ください。
基本材料:空き缶、塗料(アクリル絵の具やペンキなど)、やすり、筆、スポンジ、手袋、新聞紙
①新聞紙を広げたうえで行いましょう。まず、空き缶全体にやすりをかけます。こうすることで塗料がはがれにくくなるためです。
②お好きな色でペイントします。筆でもいいですが、おススメしたいのが塗料をスポンジにつけてポンポンとペイントする方法。こちらだと筆のあとが残らず、むらなくペイントできるだけでなく、缶のフチや底部分をわざと黒色や茶色で汚してあえてサビ感や汚れ感があるようにペイント加工するワザが簡単に仕上がります。
③汚し加工などでリメイク缶に好みの味を出したら、乾かしてお好みのステッカーやステンシルなどでさらにデコりましょう。英字新聞などを貼るのもよく見かけます。今は100円均一のお店でこれらのステッカーやシール、ステンシルなどたくさんありますので、お好みのものを探す楽しみもありますね。
さらに、ステッカーやシールをジャンクに加工するために、コーヒーや紅茶に浸して古めかしい紙っぽくみえる加工をしたり、端っこや角をちぎったり、焦がしたりしてさらにジャンク加工する方もいます。リメイク缶もハマれば沼が深そうですねww
④ お好みのペイント、ステッカーを貼り終わったら、しっかり乾燥させた後、耐水性のニスを塗って完成です。植物のポットとして使いたい場合は、底面にキリなどで穴をあけます。 缶の上部ふち近くの左右に穴をあけて、ワイヤーを通せば、小さいバケツポットのようになるので、置くだけでなく壁にかけたりして飾れます。お好みのリメイク缶を作ってお庭に飾る楽しみが拡がりますね。
2. 木をニスやオイルで塗装して味のある雰囲気に
ジャンクガーデンは、木工の雑貨やファニチャーと相性がよいのですが、それらをニスやオイルで塗装して古めかしく加工して味のあるジャンク品にすることができます。たとえば、真新しく塗装したあとで、ニスやオイルを塗ってわざと汚し加工したり、一部塗装をやすりで剥がして経年劣化したような加工もおススメです。
5. まとめ
いかがでしょうか。
ジャンクガーデンに決まりはありません。ジャンクな雰囲気をもつお気に入りの雑貨を植物の横に置くだけでスタイルの完成です。それらをかっこよく仕上げるために、相性のよい植物と雑貨を、さらにジャンクに加工する方法などをご紹介させていただきました。
ぜひ参考にしてみてください。そしてご自分だけの自由なジャンクガーデンづくりをお楽しみください♪
それでは素敵なガーデンライフを♪