お庭づくりの豆知識や、日々のこと
松の病害虫について教えてください。
ースタッフが現場でお客様からいただいた質問をお答え致しますー
『松の病害虫について教えてください。』
庭に松を植えていらっしゃる、お客様からの相談です。
松の木の管理をするうえで、気を付けなくてはならない病害虫につてのご質問です。
松の木の病気は色々とありますが、その中でも多く見られるものをご紹介していきます。
松の木の病気の中でも細菌が原因の場合は、基本的に罹患している部分をすべて除去し、焼却処分します。さらに残っている菌の活動を押さえる為に消毒することで対応します。
葉枯病
菌が繁殖してしまって葉が枯れてしまう病気です。ただ葉が枯れているからと言ってそのままにしておくと、木全体に菌が広がってしまい枯れてしまう事も有るため、そのままにしておくことはできません。
見付けたら、菌に感染している変色した葉を全て除去して、それを必ず焼却処分にします。そのまま地面等に落ちたままにしておくと菌が残ってしまい、増殖を防ぐ事が難しくなってしまいます。必ずすべて取り除きましょう。そのあとにそれ以上菌の被害を広げない為、松の木全体の消毒を行います。
松葉ふるい病
この病気の原因も細菌です。繁殖すると最初は葉に斑点が出来ます。その範囲が徐々に広がって行き、最終的には葉が枯れてしまいます。見つけた際の対処法は、罹患している葉を全て取り除き、こちらも焼却処分します。またその後は松の木全体に消毒を行いましょう。
寄生虫が原因となって起きる主なものでは松くいがあります。
松くい
これはマツノザイセンチュウと言う寄生虫が寄生する事によって起きます。一度寄生すると徐々に枯れてしまいます。
この松くいの場合、他の病気と違って一度寄生してしまった虫を駆除する事はとても難しいです。万が一この症状が出てしまった松の場合は伐採して処分するのが一般的な対処法になってしまいます。
そんな松くいを防ぐために、薬をまいて予防する事が出来ます。
松くいが起こるとその木だけでなく周りの木にも徐々に広がって行ってしまいます。松くいの被害がある松は伐採し、周囲の末に影響がでないうちに薬を撒いて対応します。
ーこのように、気になるご質問がございましたら当社までお気軽にお問い合わせください♪ー