お庭づくりの豆知識や、日々のこと
お庭の冬支度ってどうするの?ウッドデッキの掃除・パラソルのお手入れ方法
こんにちは!
GOOD2 GARDENです。
もうすぐやってくる年末の大掃除に役立つ情報をお届けします。
今回は、ウッドデッキの掃除方法についてとガーデンパラソルのお手入れ方法です。
ウッドデッキは屋外で風雨にさらされているので、家の中とは違った汚れがつきます。
放っておいても砂埃や雨染み、泥汚れなどがつきますし、ウッドデッキの上でBBQや屋外遊びをすれば、食べ物や飲み物の汚れなども付着します。
それらの汚れを掃除しないでいるとカビや苔の発生の原因になり、落としにくい汚れになってしまうことも。
ウッドデッキとパラソルを安心きれいに保つために、年末の大掃除でやっておきたい掃除方法をご紹介します。
ウッドデッキは使用されている素材によってお掃除方法がちがいます。
人工木のウッドデッキ
©LIXIL Corporation.
人工木は汚れに強く、丈夫なので掃除方法も簡単。天然木のような見た目と管理のしやすさを両立するために作られてますので、とってもローメンテです。
- ほうきとちりとりで、大まかな汚れを掃き掃除します。
- 木目に入り込んだホコリや泥などの汚れは、デッキブラシなどで水洗いするだけで大体はキレイになります。木目に沿うようにこすりましょう。
- 食べ物の油汚れや、飲み物のシミは、台所用の中性洗剤を水に薄めてブラシなどでこすり洗いしましょう。
- 洗い流した後、仕上げにかわいた雑巾で拭きましょう。
天然木のウッドデッキ
天然木は人工木よりは傷つきやすいので、塗装が剥がれないように優しく洗いあげます。
- ほうきとちりとりで、大まかな汚れを掃き掃除します。
- 全体に水を撒いてデッキブラシでやさしくこすり洗いします。こすりすぎに注意です。
- 全体をやさしくこすり終えたら、固く絞った雑巾で木目に沿って水拭きします。
- 水拭き後、乾拭きをします。1〜2日ほど乾燥させれば完了です。
★天然木を長持ちさせるメンテナンスには塗装が必要★
天然木のウッドデッキは、メンテナンスとして1〜2年に1回は塗装をし直しましょう。最初に塗装されている防カビ・防汚効果は時間が経つにつれて弱まっていくものです。メンテナンスを放置するとかえって見映えが悪くなるばかりでなく、劣化を早める原因になります。
どうしても取れない、そんな時には、
頑固な汚れへの対処法
黒カビ:次亜塩素酸系漂白剤を使った方法
- 表面のゴミ・ホコリを落とす
- カビ箇所に次亜塩素酸系漂白剤を使用方法に従い散布し、一定期間放置。
(植物に対して影響があるため、お取扱いには十分ご注意ください。) - 水で完全に洗い流したあと、固く絞ったぞうきんで、板目に沿って水を拭き取り、乾燥させます
キズや焦げ跡:サンドペーパー
ウッドデッキにキズや焦げ跡を付けてしまった、頑固な汚れがなかなか取れない、などの場合はサンドペーパーでサンディングする方法があります。サンドペーパーは#60を用意して、軍手なども準備して行いましょう。
- 表面のゴミ・ホコリを落とす
- サンドペーパー#60で表面を一定の力加減でサンディングします。初めから強くこすることなく優しくこするようにして、キズや焦げ部分が目立たなくなればOKです。
- 水で洗い流した後、固く絞ったぞうきんで、ウッドデッキの板目に沿って水を拭き取ります。
高圧洗浄機を使ったメンテナンス法
一度に広範囲に使えるということと、高圧洗浄で木目の凹凸にある汚れをきれいにすることができます。年末の大掃除に大活躍します。
- 表面のゴミ・ホコリを落とす
- 高圧洗浄機の取扱説明書に従って、ウッドデッキの板目に沿って噴射します。
- 固く絞ったぞうきんで、ウッドデッキの板目に沿って水を拭き取ります
ウッドデッキに設置されている方も多い、
ガーデンパラソルのお手入れ方法
意外と知らない方も多いのではないでしょうか。ついついほったらかしになりがち、もしくは誤った方法でサビの原因になってしまったりすることのないように、キレイに保つメンテナンス方法をご紹介します。
フレーム部分
アルミ、スチール、ステンレス製のものが大半です。基本的に水拭きした後に必ず乾拭きしましょう。水分が残るとサビの原因になってしまいます。日頃のメンテナンスでも雨後には水分を拭きとるようにしてあげると長持ちします。
また、同様にサビの原因になってしまうので研磨剤を含む洗剤や、塩素系の漂白剤は使えません。食べ物や飲み物に含まれている塩分や酸も腐食の原因になりますのですぐ拭き取るようにしましょう。頑固な汚れは中性洗剤を使って拭き取ります。
パラソル部分
パラソルの表面には防汚加工が施されているものがほとんどで、折れシワ等が残り易いです。シワに汚れがたまると黒い筋で目立ってしまうので、、日頃からホコリやごみなどの汚れは払うようにしているとキレイに保たれます。製品のダメージを防ぐことにもつながります。特に生地が汚れている箇所には、中性洗剤をぬるま湯で薄めたものを使って柔らかい布やスポンジ等で洗浄してください。
そして生地が完全に乾いてからパラソルを収納します。湿ったままで収納するのはNGです。カビが発生する原因になってしまいます。必ず十分乾かしてから収納しましょう。また、冬期などのしばらく使用しない時期の収納場所は乾燥した場所で保管します。
まとめ
ウッドデッキは屋外の設備で丈夫そうに見えるためか、お手入れをしたことがない、というおうちも多いようです。しかしせっかくのウッドデッキをキレイに長く保つためには定期的なお手入れが大切です。もしそのまま放っておくと、丈夫なウッドデッキでも劣化が進み、場合によっては腐って破損するケースもあります。また、カビが発生して見栄えが悪くなることもあります。
ウッドデッキを掃除するのは大変、と感じてる方も多いかと思いますが、今回紹介したように、水とブラシで意外とキレイにできることがおわかりになったのではないでしょうか。ポイントは乾拭きで仕上げて乾燥させること、です。ぜひ天気のよい日にぜひ掃除してみてくださいね。