お庭づくりの豆知識や、日々のこと
雑草取り の話
こんにちは、グッドツースタッフのの辻です。
先日、お客さまのお庭で除草作業をしているときにふと思ったことです。
しゃがんで草を抜いていると、耳元でブ~~ン。
蚊です。
作業に集中していたので、そんなものは無視して草を抜き続けて1~2分、案の定 手首の辺りが痒くなってきました。
蚊に食われたということです。
① 私が蚊に食われる
↓
② そしてその蚊はトンボやカエル等の小型動物に食べられる
↓
③ 小型動物は鳥やその他の少し大きな小型動物に食べられる
↓
④ 少し大きな小型動物はタカ等の猛禽類に食べられる
ということは、
私たち人間は ”食物連鎖”の一番下 に位置しているのか!?
と、アホな考えが浮かんで、しばらくして消えていきましたとさ…。
ということで、今回は「雑草取り」について考えていきたいと思います。(なんという前置きだ…!?)
地味な内容?かもしれませんが、非常に多くのお客様が頭を悩ませているのが「雑草対策」。
抜いても抜いても次から次へと草は生えてきますよね。
お庭に土のスペースがある限り、永遠の戦いであるかもしれません!
ただ、雑草が生えてくるということは、健全な土壌であるという風にプラスにとらえ、定期的に除草してうまく雑草と付き合っていけたらいいですよね。
雑草取りの手段としては大きく2種類があります。
1、草刈り
刈払機や草刈り鎌を使用し、雑草を地面近くで刈っていきます。
スピーディーに作業が行え、見栄えもスッキリします。ただ、根は残るため、すぐに再生してしまいます。
そのため定期的に草刈作業を行う必要が出てきます。
※ 狭いスペースや、砂利敷きなどの場所では仮払機が使用できないため、草刈りではなく草引きが主体となります。
2、草引き
手で雑草1つ1つ根ごと抜き取ります。
雑草の根ごと処分してしまうので、再生するまでに時間がかかり作業頻度も少なくすみます。
デメリットは、相当な労力と時間を要するということにつきます。
ご自身で作業をされる場合の要点とコツを以下に挙げてみます。
草刈り
● 草刈りにおいて、まず、1m位育ったセイタカアワダチソウ等の雑草がある場合、まず、手でそういった大きな草を引きぬいてから機械や鎌で草刈をするとスムーズに作業を進められます。
● 建物にそって配置されているエアコン室外機や給湯器等の周囲は電気コードやアースがあることが多いので、その周辺はなるべく手で引き抜きましょう。
● 庭石やフェンスに刈払機の刃が接触するとキズがついてしまい、仮払機の刃も削れてしまうので、庭石、フェンスの周辺は手で引き抜きましょう。
草引き
● 草引きの場合、根っこを残さず除草しなければまたすぐ生えてきてしまうので、根っこごと除草することが草むしりの最大ポイントです。
● 根が太く、引き抜くのが困難な場合、スコップや鎌などで土を掘りながら根をしっかりと除去しましょう。
● 地面が固くなっている場合、水を撒いて地表を柔らかくしてから草引きをすると作業が楽に、しかも短時間ですみます。
いずれにしても、雑草に対する心構えというのも大げさですが、少しずつでもいいので定期的に(雑草がうっそうと茂らないうちに)草を取っていくということが大事かと思います。
雑草取りは単純作業かもしれませんが、無心になって作業をすると、脳からはα波が発生、そしてストレス解消、そして運動不足解消、そしてお庭がスッキリ、そして庭木や花が引き立つ……。
良いことづくめだと思います。
プラス思考で乗り切りましょう!
最後になりましたが、私達に雑草対策をお任せ頂くのももちろんアリです!
皆様のお庭が綺麗に蘇るよう一生懸命作業します。