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ユーフォルビア アスコットレインボーの育て方
四季を通じて葉色の変化を楽しめるユーフォルビアの一種
ユーフォルビア アスコットレインボー
ユーフォルビア アスコットレインボーはトウダイグサ科の宿根草です。葉に黄色からクリーム色の斑が入っている姿が魅力的です。若葉はややピンクがかっていて、全体的にカラフルで華やかな印象をもつユーフォルビアです。
植物名:ユーフォルビア アスコットレインボー
学名:Euphorbia Ascot Rainbow
科目:トウダイグサ科
属名:ユーフォルビア属
原産地:ヨーロッパ
花言葉:地味、ひかえめ、明るく照らして
特徴
ユーフォルビア アスコットレインボーは、ユーフォルビア マルティニー種の斑入り品種です。緑色の葉にクリーム色の斑が入って柔らかな印象をもちます。若葉がピンクを帯びている姿は華やかです。また秋になると赤~オレンジへと紅葉する葉が魅力的で人気があります。
常緑性の亜低木で性質は耐寒性が強く、耐暑性もあり、強健で栽培しやすいといえます。
花は、春から初夏にかけて黄~グリーン色の杯状花序で小花が集まったように咲きます。
四季を通じて葉色、花の変化を楽しめるので、ガーデニングに人気のある宿根草です。
環境
日当たりを好みます。基本的に夏の暑さや冬の寒さに強く丈夫で育てやすいです。ですが、過湿が苦手で土壌の水はけが悪く、過湿状態が続くと根腐れを起こして枯れてしまいます。
耐陰性もあり、半日蔭でも育ちますが、日陰の環境は土も過湿になりがちです。そうならないように半日蔭でも乾燥気味に管理する必要があります。
水やり
比較的乾燥に強い性質で、水やりの頻度は他の植物に比べて低めで大丈夫です。土が完全に乾いてからたっぷりと水やりをしましょう。
用土が常に過湿されていると、すぐ弱って枯れてしまいますので注意しましょう。
肥料
肥料のタイミングは年2回。春と秋に緩効性肥料を1回づつ施すか、液体肥料を与えるとよいでしょう。
ですが、夏場の高温期の施肥は株に負担を与えますので、その時期は避けましょう。
土
水はけがよく通気性の良い用土を好みます。市販の培養土に川砂など水はけをよくするものを2割程度混ぜるといいでしょう。その他、山野草専用培養土や多肉植物の培養土を利用するのもおすすめです。
地植えの場合、バーク堆肥を3割ほど混ぜ込み、燻炭1割、パーライトなど多孔質資材を1割程度混ぜ込んで水はけと通気性の土壌改良をするとよいでしょう。
剪定
生長し伸びた茎先に、早春~春にかけて黄色い花を咲かせます。花が咲き揃う頃には株元に大体小さな芽が出てきていますので、新しい芽を残して生長しきった茎は短く切り戻し、新芽を育てるようにします。
そうすることによって次の年の株姿が整います。