お庭づくりの豆知識や、日々のこと
植木屋のプロが教える!はやくキレイに剪定する極意(コツ)!
いらっしゃい😊
”笑いのある庭造り” グッドツーガーデン の 代表取締役 柴田 進矢 です。
今考えていることをダラダラと、
また会社が今取り組んでいることやスタッフのこと、
仕事を通してみなさまのお役に立つ情報から、
なあ〜んの役にも立たないプライベートのことまで、
気の向くまま包み隠さず、お話ししていきたいと思います。
少しのあいだお付き合い頂ければ、幸いです。
前回は「プロが教える!剪定が上手くなる5つのステップ」
について書かせて頂きました。
その中でも書きましたが、そうなんです、
剪定が一挙に上手くなる魔法のようなことは、
ございません・・・・
最低理論的に考えて、3年はかかるんですね〜・・・
しかし、そこまで待てないというセッカチなあなたに、
今回は特別に、
植木屋のプロが教える!はやくキレイに剪定する極意(コツ)!
を、以下の4つのステップに沿って進めて行きたいと思います。
① 完成形を明確にする。
まず大事なのが剪定後どのような姿になっているか?
庭木のあるべき姿、その庭木はどのような形に剪定すれば一番カッコいいのか・・
また、スッキリと強剪定するのか、そこまで切るのを押さえ自然樹形を目指すのか・・
そして、そのバランスはその木だけで考えずにお庭全体としのバランスを考えるのも、
非常に重要になります。
ゴールを決めて明確に切っていくことです!
ここがまず最も重要になってきます!
植木屋職人でも、剪定が遅い人はここが不明確な人は、
その場その場で考えながら切るから、時間はいくらでもかかる・・
上手い職人は、明確な姿が見えてるので二度手間もなくはやいんですね〜!
② 不要枝を切る。
みなさん、不要枝ってご存知でしょうか?
庭木の剪定の際、見つけ次第にすぐ切ってよい枝のことを、不要枝と呼びます。
ひこばえ、胴吹き枝、徒長枝、交差枝・・・不要枝はたくさんあります・・。
(この不要枝は非常に重要ですので、また機会を見つけて、不要枝だけの回を作って
こちらのブログでお話ししたいと思います!)
剪定の初めはこの不要枝を太い枝から順番に切っていく!
この不要枝を切っていくとあら不思議! 自然とその木のあるべき姿になっていくんですね〜
この不要枝を知らずに、なんとなくキレイに切っていこう!とする切り方、
コレが時間ばかりかかって、でキレイにならない・・・
で不要枝を切らずにホッテおくとどんどんと樹形は悪くなっていきます・・(こわっ)
この不要枝を知る!これは剪定で最も重要なことなんですね〜
③ 太い枝から順番に切っていく。
ここまで来ると、ほぼできたも当然です。
これからの2つは切る順番の話。
太い枝から切るとは何が大事なのか?
それは二度手間をなくすということです。
二度手間とはどういうことかと言うと、
想像してください・・細い枝をチョキチョキ切っていって
やっぱりこの太い枝いらないな・・・となれば、
その前に細い枝をチョキチョキ切った行為は無駄になりますよね・・
初心者は失敗したらどうしよう・・でなかなか思いきれないものですが、
この二度手間をなくす!を意識するだけでも、
確実にはやく剪定することができるようになります。
④ 「上部から下部」「奥から手前」に切っていく。
まず作業の順番ですが、「上から下」「奥から手前」が基本です!
上から下はどう言うことでしょうか?
上から順番に剪定していくことで、仕上げながら下に行くことで、
これも二度手間を防ぐことができます。
下から上に上がると、せっかく切って仕上げた枝に、上で切った枝が引っ掛かり、
掃除の手間が増えますよね・・
あっちこっち切っていくと、収集が付かなくなり体の無駄な動きが出来てしまいます。
奥から手前も同じですよね!
一本の木を切る手順というのが、
この4つのステップが非常に大事になってくるんですね〜!
余談ですが、お庭全体の木の数本切る場合は、
1本ずつを考えるまえに、お庭全体でバランスを考える!ということが
非常に大事になってきます。
どうでしょか?
お役に立ちましたでしょうか?
剪定・管理やお庭に関することは、
グッドツーガーデンにお気軽にお声掛けくださいませ。
それでは、また次回!