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ユーフォルビア 大明神(マハラジャ) の育て方
扇型で波打ったような姿がユニークで独特な雰囲気を持つ
ユーフォルビア 大明神
ユーフォルビアは、世界中に多くの種類が存在し、一年草や多年草、低木や多肉植物など、様々なタイプの植物が含まれています。その中でも大明神は、その独特なフォルムが存在感があり、近年人気のユーフォルビアです。別名マハラジャの名前でも流通しています。
植物名:大明神
学名:Euphorbia lactea f.cristata
別名:マハラジャ、ユウヤケサンゴ、ラクテア・クリスタータ
科目:トウダイグサ科
属名:ユーフォルビア属
原産地:インド
特徴
大明神は別名「マハラジャ」でも知られていて、トウダイグサ科ユーフォルビア属の多肉植物系の一種です。ユーフォルビア属にはユニークな形の植物がたくさんありますが、なかでも、大明神は園芸店で見かけることが少ない希少種です。扇のようで波うったようなユニークな形が独特な存在感があり、マニアの中で人気があります。全身は鋭いトゲに覆われているので触る時には注意しましょう。また、ユーフォルビアの特徴で、切るとにじみ出てくる白い液体は触るとかぶれますのでこちらも注意が必要です。
環境
明るい場所を好むので日によく当てて育てます。ですが夏場の直射日光は葉焼けを起こす場合があるので注意しましょう。
また、寒さに弱いので、冬は室内の明るい場所で管理します。
一般的な多肉植物と同様に管理すれば大丈夫です。乾燥気味で風通しのよい環境が好みです。
水やり
多肉植物なので水をやり過ぎると根腐れしてしまいます。土がよく乾いてからあげるようにして乾燥気味に管理します。
根腐れを防ぐためにも、受け皿に溜まった水は捨て、過度な水やりは避けてください。
特に冬場は、月に1回程度の水やりで大丈夫です。
肥料
肥料は基本的に不要です。もしあげる場合でも春の生長期に少量の固形肥料や液体肥料をあげる程度にとどめましょう。
土
乾燥を好みますので、水はけのよい土が向いてます。市販の多肉植物用の土、サボテンの土が適しています。
管理
購入時には、茎がしっかりしているものを選びましょう。鉢と株の大きさのバランスがちょうど良く、色つやの良いものが状態のよいものです。
過湿や風通しに気をつけて、冬場は室内にとりこむようにして管理します。
万が一葉の一部が腐ってしまったら、もとには戻りません。早めに切り取ってしまいます。
また、植え替える場合は、春から秋の間に行います。根が繊細でちょっとしたことでダメージを受けるので、ていねいに扱いましょう。
冬場は休眠期を迎えます。