お庭づくりの豆知識や、日々のこと
昼間のパパはちょっと違う~ じゃなく、 今年の蚊はちょっとちがう~ の話
こんにちは、グッドツースタッフの辻です。
最近涼しくなって屋外作業にはもってこいの季節になったと喜んでいたら、この期に及んで蚊の大群に毎日襲われています。
人の血を吸う蚊の代表的な種類は、日本では「アカイエカ」と「チカイエカ」、そして「ヒトスジシマカ」という3種類で、どれも大体20℃~30℃までの気温の時に最も活発に活動するそうです。
今年の夏のように午前中から30℃を超えるような高い気温のときはほとんどの時間、物陰でじっとしていたのでしょうか。
で、暑い時に思うように活動できなかったフラストレーションを涼しくなった今、まさに爆発させたような勢いで人間に集まってきている様相です。
こちらもそう簡単に無償で蚊に血を提供するのもくやしいので、あれこれ防戦します。
基本は長袖、長ズボン、手袋、深めの帽子等の服装で蚊が刺す隙を作らない。
でも、さすが百戦錬磨の蚊達は、例えば長袖シャツの上からでも平気で吸血してきます。
帽子の隙間から刺されたり、耳たぶを刺されたり…。
結果、あえなく蚊に敗退してしまいました。
これはこちらの動きが遅く、蚊にとまる余裕を与えているからなのかなと自省し、できるだけ動いて蚊がとまれないようにしてやるぞ! と、倍速スピードで作業にかかってみましたが、すぐに限界があることを悟りました。
それは、●脚立の上で作業をしているときに暴れると非常に危ない。●地面にしゃがんで草取り等の作業をしているときに(手以外の)体を動かし回るのは物理的に困難である。●なによりも傍から見て動きが可笑しい。などの理由で諦めることにしました。
次の手は…
虫除けスプレーです。これを全身にスプレーし、体にバリアーを貼ったような気分で意気揚々と作業開始。
そしてだんだんノってきて作業に熱中してくると、たとえ外気が涼しくても肌から汗が出てきます。
当然ながら汗にスプレーの薬剤が流されてバリアーがかき消されてしまいます。
ということで、虫除けもあっけなく脱落しました。
最後の砦とばかり、ワラにもすがる思いで昔ながらの蚊取線香を手に取り、火をつけてセットしました。
ゆらゆらと頼りなさそうに立ち上る煙。
静かに作業を再開して5分経過。
蚊は来ません。
10分経過。
蚊は来ません。
20分経過。
蚊は来ません。
さっきまであれほど悩まされた蚊の羽音がぴたっと消えてしまいました。
やはり、昔からあって、いまもドラッグストアで山積みになって売られているこの蚊取線香。
一番効きます!
おまけに時間が経過すると煙の匂いが衣服に付着するため、蚊取り線香から離れても蚊が寄ってくることはありません。
もう蚊取線香を手放せません。最高の相棒です。
って今回は先日スタートしたガーデンリフォーム工事について記事を書こうと思っていたのですが、蚊の話に終始してしまいました。
神秘的な渦巻き模様に敬意をはらいつつ今回の記事はお開きにします。
それにしても、住宅地にいる蚊は人間が身近にいるので暮らしていけると思うのですが、山の中にいる蚊は数も圧倒的に多いのに身近に人間がいない中で生活は大変じゃないかな?と、余計な心配をしてしまうのは私だけでしょうか…?