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フェルニア セブリナの育て方
トゲのような突起が並び、角張った柱状の茎を伸ばします
フェルニア セブリナ
柱状の茎にはトゲのような突起があり、一見してサボテンのようですが、サボテンの仲間ではなく、キョウチクトウ科の植物です。フェルニアの種類は花が非常に特徴的で、星形で赤味がかった独特な花姿をみせます。
植物名:フェルニア ゼブリナ
学名:Huernia Zebrina
和名:縞馬錦
科目:キョウチクトウ科
属名:フェルニア属
原産地:アフリカ地域
特徴
柱のような形をしているフェルニア セブリナは、茎がとげのような突起に覆われていて一見サボテンにも見えますが、サボテンではなくキョウチクトウ科の多肉植物の一種です。花の形が非常に特徴的で愛好家に人気があります。縦に伸びるというより横に広がって生長します。
環境
生育期の春から秋にかけては風通しの良い明るい半日蔭で管理しましょう。強い直射日光とエアコンの風が直接当たる場所は避けます。
冬場は室内に取り込んで管理します。
水やり
春から秋の生育期には、鉢が乾いてからたっぷりと水やりをしましょう。
過湿が苦手なので、水のやりすぎに注意。
休眠期の冬場は水やりを控え月に1度程度で管理します。
肥料
フェルニア属は生育が旺盛なものが多く、割と肥料を必要とします。春から初夏、5~7月あたりに月1~2回液肥を与えるか、植え替え時に緩効性肥料を土に混ぜ込みましょう。
多肉植物は肥料が不要なイメージがありますが、こちらは通常の植物より少ない程度で生育期に年に一度は施肥するようにすると生育がよくなります。
土
水はけのよい土が適しています。市販のサボテン専用土か、観葉植物の用土がよいでしょう。
管理
比較的管理は容易です。多くの日本の植物と同じサイクルで春から秋までが生育期で、冬に近づくにつれ休眠するという日本の草花に近い感覚で育てられます。ポイントとしては冬場でも気温5℃以上を保つ、冬越しの対策をしっかりすることと割と生育が早いのでなるべく毎年植え替えをしてあげることでしょうか。特に花を観賞したい場合は毎年の植え替えが大切です。