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サンスベリア シルバーブルー の育て方
シルバーブルーの葉が美しいサンスベリアの希少種
サンスベリア シルバーブルー
青白い葉に赤味のある縁取りがあり、不規則にウェーブのかかった葉が特徴。正式名称は「サンセベリア・キルキーシルバーブルー」でなかなか流通しない希少品種のサンセベリアです。
植物名:サンスベリア シルバーブルー
学名:Dracaena pethera ‘Silver Blue’
英名:Sansevieria kirkii ‘Silver Blue’
科目:キジカクシ科
属名:ドラセナ属
原産地:タンザニア、南アジア
特徴
多肉質ドラセナ(サンスベリア)の中でも肉厚で固めの葉をもち、青白い葉色とふちが赤味がかった縁取りが特徴的な園芸品種です。
株がコンパクトで、一般的に良く出回る他のドラセナ(サンスベリア)に比べても株の姿が乱れにくく、フォルムを維持するのでインテリアグリーンに向いてます。
環境
陽当たりと風通しが良い場所に置きましょう。日光をよく当てると葉色がより青白くなります。ある程度の直射日光が当たる場所が理想的。
冬場は、他の多肉質ドラセナ(サンスベリア)に比べても強いほうですが、真冬の日本の寒さは枯死する場合がありますので注意しましょう。葉質が固くて株内の水分の内包量も多いため、冬期は断水することで耐寒性が上がります。気温は10℃以上を保ちます。
水やり
乾燥にとても強いです。水やりは土がしっかり乾いてから水をたっぷり与えるようにしましょう。土が乾いていない状態を続けると根腐れを起こしてしまうため注意しましょう。
シルバーブルーは夏型の多肉植物と同じ水やりを行います。冬場は室内の寒さにもよりますが、真冬は断水、もしくは月に1回程度で十分です。
暖房器具で葉の表面が乾燥するのはよくないので時々霧吹きを行いましょう。
肥料
春から秋にかけて2ヶ月に1回程度、緩効性化成肥料の置き肥を与えます。
または液体肥料を月に1~2度与えてもよいでしょう。
土
市販の多肉植物の培養土かサンセベリア用の培養土がおすすめ。
水はけのよい土を好むので、配合土の場合は、硬質赤玉小粒4:軽石2:鹿沼土2:ヤシ繊維2の割合がおすすめ。
植え替え・管理
植え替えの最適期は5月~8月、気温が高い時期に行いましょう。9月を過ぎて植え替えても、根を張りきることができずに冬の根腐れの原因になります。
また、まれにプラスチックの鉢などで根茎が成長して鉢を押し割ったりする場合があるので適宜植え替えを行いましょう。
剪定や刈込は必要ありません。枯れた葉が下についていた場合は取り除く程度で大丈夫です。