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アンスリウム リリーの育て方
かわいらしいミニタイプのピンク色のアンスリウム
アンスリウム リリー
アンスリウムリリーは小さな鉢の中で次々とホウを咲かすのでテーブルフラワーにおすすめの品種です。
病害虫の心配も少なく、花もちがよいのでギフトにも最適です。
植物名:アンスリウム リリー
学名:Anthurium andraeanum ”Lily ”
科目:サトイモ科
属名:アンスリウム属
原産地:コロンビア
特徴
アンスリウム リリーは日本でもまだあまり流通していない希少種です。
アンスリウムは大ぶりな品種が多いなかでこちらのリリーはコンパクトタイプです。室内管理でよく育つので、卓上に置くのもおすすめです。
アンスリウムは仏炎苞が花のように咲かせる姿が魅力ですが、リリーは最初ピンク色に咲き、少しづつ色が抜けていきます。苞は長期間楽しめます。成長期に次々と苞を咲かせる姿が魅力的です。
環境
水やり
春から秋の成長期には、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。冬場、10℃を下回ってくると成長が緩慢になり休眠期に入ります。その場合は、水やりの頻度を減らし、土が乾いて2,3日経ってから水やりをします。
冬場でも15℃以上を保つ暖かい環境なら水やりの頻度を調整することはありません。
肥料
アンスリウムは適切に肥料を与えることで、花つきがよくなります。
植え付け時に元肥として緩効性の固形肥料を土に混ぜ込んでおきましょう。すでに肥料が含まれた培養土を使う場合は、元肥は必要ありません。
成長期の5〜10月には、固形の緩効性肥料を置き肥しましょう。休眠期の肥料は不要です。
土
過湿を好むアンスリウムリリーですが、水はけの悪い土の状態だと根腐れを起こす場合があります。そのため、なるべく水はけのよい土を使うことをおすすめします。
市販の観葉植物専用土で大丈夫ですが、配合土の場合、観葉植物用土2:赤玉土1:鹿沼土1の割合がおすすめ。
管理
アンスリウムリリーの花が茶色く枯れてきたら、株元の近いところで花茎をカットしましょう。多年生なので、引き続き楽しむことができます。
アンスリウムの葉が茶色くなることがありますが、原因はいくつか挙げられます。一つは水の過不足。湿度の不足も含まれます。もう一つは根詰まりしている場合です。3つめは直射日光による葉焼けです。
茶色くなってきた場合は、これらの原因を考えて改善するとよいでしょう。