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シンニンギアブラータ の育て方
ミントの葉に似たその裏はモコモコした葉姿が特徴の塊根植物
シンニンギアブラータ
シンニンギアの中で知られている「断崖の女王」の仲間でミントに似た葉とその裏に白いフワフワ状が特徴の希少な塊根植物です。
植物名:シンニンギア ブラータ
学名:Sinningia bullata
別名:シンニンギア フロリアノポリス
科目:イワタバコ科
属名:シンニンギア属
原産地:ブラジル南部
特徴
シンニンギア ブラータはよく知られている「断崖の女王」の仲間で、根が肥大する塊根植物(コーデックス)です。流通量がまだ少なく、希少種と言えます。
葉はミントのような形でその裏には白くてフワフワの密度の高い羊毛状を形成し、若い葉ほどフワフワで成長すると薄くなります。花は明るいオレンジ色、成長すると塊茎部分が15~20cmになります。
気温が10℃を下回ると葉が落ち休眠状態になり、春になるとまた芽がでるサイクルです。
環境
水やり
気温が10℃以上に保たれた暖かい環境下の場合、成長しますので、やや過湿気味で管理します。
10℃以下になると葉が落ち、休眠状態になるので水やりは霧吹き程度にとどめて管理します。
肥料
成長期には、2カ月に1回程度、緩効性化成肥料を与えます。
冬場は肥料を与えないでください。
土
成長期に過湿気味に管理しますが、土が常に湿ったままだと根腐れを起こしますので注意が必要です。そのため、できるだけ排水性のある用土で育てましょう。
市販の観葉植物の専用土に赤玉土を混ぜ込むのがおすすめです。
管理
1年を通じて10℃以上に保つとよいでしょう。日照は午前中日が当たり、午後には日陰になるような場所で風通しの良い場所がベストです。やや過湿気味に管理しましょう。
ミントのような葉とその裏の白いモコモコした姿が楽しめる塊根植物(コーデックス)です。