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ミカニア デンタータの育て方
葉色がシックな印象の常緑ツル性多年草
ミカニア デンタータ
ミカニア デンタータは、全体的に緑から黒紫の葉色をもち、つる状の茎は紫色で軟毛が密生していて、ベルベットのような感触があります。シックな印象で、1年中楽しめる育てやすい観葉植物です。
植物名:ミカニア デンタータ
学名:Mikania dentata
科目:キク科
属名:ミカニア属
原産地:ブラジル中央部~南部
特徴
ミカニア属は熱帯地方に430種ほどあると言われてますが、観葉植物として知られているのはこのミカニア デンタータです。つる状の茎は紫で、軟毛が密生していて、ベルベットのような感触があり、葉色が緑から黒紫とシックで落ち着いた色味をしています。葉は5枚展開し、縁はギザギザしています。夏に淡い白い花をつけますが、観賞価値はありません。
環境
水やり
基本的な水やりと同様、鉢が乾いてからしっかりと水やりをします。
生長が鈍る冬場は水やりの頻度をおさえ、乾かし気味で管理しましょう。
葉がしおれてきたら水切れのサインです。繰り返すと株が弱まりますので、水切れないようにしましょう。
また、乾燥状態が続くとハダニが発生します。水やりとは別に毎日の葉水をしてあげましょう。
肥料
春から秋の成長期に2~3か月に1回程度、緩効性化成肥料を置き肥します。
土
水はけのよい土を好みます。市販の観葉植物用の土か、配合土の場合は、赤玉土(小粒)7:腐葉土3の割合がおすすめ
管理
育てやすく、生育旺盛なので、目安として1年に1回植え替えするのがおすすめ。その際に伸びすぎた茎は切り戻ししたりして形を整えましょう。
日頃の管理としては伸びすぎた茎の切り戻し、下葉が黄色く変色して枯れてきたら早めに除去しましょう。