お庭づくりの豆知識や、日々のこと
ガーデンルーム(サンルーム)の魅力について…の話
こんにちは。グッドツースタッフの辻です。
今回私たちグッドツーガーデン取り扱い商品のうちで、特に好評を頂いております”ガーデンルーム”の魅力の一部をご紹介したいと思います。
「ガーデンルームってテラスに壁がついただけじゃないの?」という質問を頂くことがあります。
テラスは雨除けという目的が大きな部分ですが、ガーデンルームはコンセプトが異なっています。
お庭を、自然とふれあう生活の場とする「アウトドアリビング」をカタチにし、豊かな生活スタイルを追求したいというところからスタートしました。
欧米では多くの家庭で昔から家族や友人が庭に集い、ホームパーティー等を催したりしていました。
例えばプールサイドにベンチやソファがあり、ガーデンキッチンで料理して庭で、食べる、くつろぐ、会話を楽しむという文化が根ざしています。
それをそのまま日本で取り入れるのではなく、日本の住宅事情や気候、生活に即したアウトドアリビングの一つの提案としてガーデンルームが1988年に東洋エクステリア(現 LIXIL)から発売されました。
同じ頃からウッドデッキやタイルデッキも普及してきたのですが、雨が多く、夏と冬の寒暖差の激しい日本の気候を考慮し、雨よけ風よけの機能を持たせたお庭の空間として、デッキの上にガーデンルームを作るというスタイルが確立されました。
ガーデンルームはそれまでのテラスやサンルームとの大きな違いは汎用性にあり、形や大きさの自由度に始まり、腰壁タイプ、引き戸や折戸等のバリエーション豊富な戸口やおしゃれなロールスクリーン、カーテンレール、照明、日除け、網戸など様々なオプションがあり、お庭時間を豊かに演出してくれます。
【オプション例】
※上記は全て LIXIL ココマのオプション例です。
↑LIXIL ジーマ
↑LIXIL 暖蘭物語
日本には古来より、住宅には「縁側」があってそこに人が集まり、季節の変遷を感じ、住宅内の温度湿度の調整をするという文化がありました。
欧米の「アウトドアリビング」の考え方と、日本の「縁側」の両方の素晴らしい部分を融合させたのがガーデンルームであると思います。
これからも私たちグッドツーガーデンは、私たち自身が自分の家の庭にも欲しいって思えるようなご提案を心がけて参ります。