お庭づくりの豆知識や、日々のこと
ガーデンルーム(サンルーム)について…の話 その2 メリット・デメリット
こんにちは。グッドつースタッフの辻です。
今年の夏は何日も続く雨や異常な暑さ、幾度も訪れる台風など、異例づくしと言われていますが、外仕事が中心の私たちには本当にキツイ夏でした。
お客様からも「今夏は庭に出る機会が極端に少なく、庭の木や花を楽しむことができなかった」といった言葉を多く耳にしました。
今回は前回に続いて、ガーデンルームについて書こうと思います。
➀メリット:温度について
今年は特にですが、暑い夏の日中はガーデンルームってうだるような温度になるんじゃないかな?と思ってしまいがちですが、実はそうでもないのです。
折戸パネルを開閉できるので、温度調節が可能となります。
日除けやスクリーン、網戸、換気パネル(LIXIL暖蘭物語)などで温度上昇は相当抑えられます。
また、ガーデンルームがあることによって住宅の外壁に直接日光が当たらないので、住宅内の部屋の温度上昇も抑制でき、エアコン効率もアップします。
逆に冬場は寒い外気と外壁の間にガーデンルームがあることによって、温度下降を抑制できるため、これまたエアコン効率がアップします。
②メリット:屋内にいて屋外気分!洗濯物干しも雨の心配なし!
部屋の床と地面では50cm程度の段差があります。この高さが、意外にお庭に出る妨げになってはいないでしょうか?
ガーデンルームを設置する場合、部屋の床と同じくらいの高さまでフロアを上げて作るケースが多く、屋内の感覚のまま屋外に出るようなイメージです。
洗濯物を干すのも楽チンです!
③メリット:ズバリ、増築よりも安価です。【LIXILココマ 2.0間×8尺 952,800円~(本体のみ、床除く)】
④メリット:安全な遊び場
子供達やペットの安全な遊び場となります。
中でも室内で飼っているペットの場合、日光浴不足が防げます。(日光浴は皮膚病予防の観点からも非常に重要です)
⑤デメリット:ガラス(もしくはポリカ)張りの部屋なので…
ガラス張りの部屋なので、やはり温度管理(折戸パネルや網戸、日除け、スクリーン等による)はこまめにしないと夏はより暑く、冬はより寒くなってしまいます。
また、防犯面からも、夜間や外出時は部屋の施錠が必要です。
以上、ガーデンルームについていくつかあげてみましたが、正直デメリットの少ない魅力的なモノであると思います。