お庭づくりの豆知識や、日々のこと
庭木の台風対策 の話
こんにちはグッドツースタッフの辻です。
私は大阪に住んでいるのですが、9月4日の台風21号はほんとに強烈でした。
夕方前に暴風雨がおさまって車で大阪までの帰途につき、芦屋あたりまではスムーズに走行できたと思いきや、そこから東側から怒涛の渋滞が待っていました。
信号はいたるところで作動しておらず、横転したトラックがゴロゴロあるし、渋滞の車列は全く動かず(もし地面をアリが歩いていたら、間違いなくアリに追い越されていたと思います)という感じでした。
大阪市内の地元の公園には見慣れていた大木が根っこから倒れており、植物にとっても受難の台風でした!
そこで今回は、庭木をどのようにして強風から守ったら良いかを考えてみます。
っていうか今年はもうこれ以上台風が来て欲しくないですが…。
➀剪定をして樹木の高さを抑え、尚且つ軽くしておきましょう。
特に剪定をすると風通しも良くなるので、強風にあたる面積を減らすことになります。
※庭木の中で、レイランディ、コノテヒバ、ゴールドクレスト等のコニファーは地中への根の張りが弱いので倒れやすく、こまめな剪定で高さを抑え、風通しを良くしておくことが重要です。
②風邪に当たるとすぐに折れてしまいそうな木や枝には添え木をしておくと安心です。
③収穫できるものは先に収穫しておきましょう。
④鉢植えは風の当たらない場所に移動するか、鉢ごと横に寝かせておきましょう。
動かすことが困難な鉢は、ひもで一括りにしておくと安心です。
⑤台風通過後は、塩分を含んだ雨にさらされた可能性があるので、塩害を防ぐためにも水で洗い流しましょう。
あまり来て欲しくない台風ですが、残念ながら毎年数回は接近してくるので、普段から「庭木の安全」も含めた台風対策を事前にしておきましょう。